到達目標
現代世界が抱える諸課題を、地域性や歴史的背景、日常生活との関連を踏まえて考察する地理的素養を培う。そしてそれら諸課題に関する自らの考えを主体的に導き出せるようにする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地形、気候、産業、民族、文化などの地理的特性を理解し、その理解を地域の抱える課題に適応することができる | 地形、気候、産業、民族、文化などの地理的特性を理解することができる | 地形、気候、産業、民族、文化などの地理的特性について関心を持ち、その概要を理解できる |
評価項目2 | 各地域の地理的特性(地域的特性)を比較して、その相違の生じる原因を分析し、地域的特性を包括的に理解できる | 各地域の地理的特性(地域的特性)を比較して、その相違の生じる原因を理解し、地域的特性を理解できる | 各地域の地理的特性(地域的特性)を比較して、その相違を理解できる |
評価項目3 | 地理的素養を基礎として、世界の課題について自らの考えを主体的に導き出せる | 地理的素養を基礎として、世界の課題について理解することができる | 地理的素養を基礎として、世界の課題について関心をもつことができる |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代の世界は,グローバル化の進展にともなって国や地域が結びつき,相互の関係をいっそう強めています。いっぽうで,わたしたちを取り巻く地球環境や国際情勢は日々変化を続け,わたしたちの生活圏か
ら地球規模にいたるまで数多くの課題を抱えています。これらの諸課題を解決するための方法や工夫は、地理的な見方や考え方を身につけることで見いだすことができます。そのためには,地球上のさまざまな
自然環境や生活文化,産業といった地理的事象や世界の諸地域について認識し,多面的・多角的に考える。
授業の進め方・方法:
教科書(資料集)を中心に講義を行う。並行して、白地図に必要事項を書き込む作業をする。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地球と地図、世界の国や地域 |
地理的空間認識を高めるとともに、世界の国と主要な地域を理解する
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2週 |
世界の地形(大地形と小地形) |
世界の大地形と小地形について理解する
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3週 |
世界の気候(気候要素と植生) |
世界の気候区分を理解し、その相違を理解する
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4週 |
気候区分と産業 |
気候区分の産業の関連を理解する
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5週 |
世界の農業 |
世界の農業正式の分布を、自然条件と併せて理解する
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6週 |
世界の鉱工業 |
世界の鉱工業の分布を自然条件と併せて理解し、その立地の条件を理解する
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7週 |
村落の形成と発達、都市の立地 |
村落形成の自然条件を理解し、その発達の過程と都市の立地の条件を理解する
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
日本の暮らしを学ぶ |
日本の産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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10週 |
東アジアの暮らしを学ぶ |
東アジアの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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11週 |
東南アジアの暮らしを学ぶ |
東南アジアの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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12週 |
西アジアの暮らしを学ぶ |
西アジアの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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13週 |
アフリカの暮らしを学ぶ |
アフリカの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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14週 |
ヨーロッパの暮らしを学ぶ |
ヨーロッパの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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15週 |
北アメリカの暮らしを学ぶ |
北アメリカの産業の特性、また民族や言語などの社会要因を理解する
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16週 |
年度末試験 |
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評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 30 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |