実験実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 実験実習
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 浅川 貴史,岡野内 悟,藤井 雅之,神田 哲典,笹岡 秀紀,松原 貴史,平田 拓也,小林 心

到達目標

実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を学ぶ。材料力学実験,材料試験基礎,CAD基礎,電気電子回路,プログラム言語などについて実験実習を通して学ぶ。
具体的な学習目標は以下の通りである。
(1) 実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できる
(2) 実験レポートの作成方法を理解し,実施できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できるとともに,詳細に説明できる実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できる実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できない
到達目標2実験レポートの作成方法を理解し,実施できるとともに詳細に説明できる実験レポートの作成方法を理解し,実施できる実験レポートの作成方法を理解するが,実施できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(06) 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
電子機械 (3)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
各班ごとに別れて,工作実習,実験実習を学ぶ。評価方法も実施内容により以下のようになる。
工作実習は実技・成果物(70%)+出席状況・実習態度(30%)とする。
実験実習はレポート内容・提出期限・考察(70%)+出席状況・実習態度(30%)とする。
注意点:
授業計画には,1班の標準的な内容を示す。ただし,後期は各班をさらに半分に分けて実習するテーマがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入教育 実験実習に必要な注意事項を理解する。
2週 3次元CAD 3次元CADによるソリッドモデルの作成方法を理解する。
3週 情報処理 整数の内部表現について理解する。
4週 システム制御 シーケンス制御(1)について理解する。
5週 電子回路 オペアンプ回路(1)について理解する。
6週 力学 材料の引張試験について理解する。
7週 情報処理 C言語における数学関数について理解する。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 システム制御 シーケンス制御(2)について理解する。
10週 電子回路 オペアンプ回路(2)について理解する。
11週 力学 材料の硬さ試験について理解する。
12週 情報処理 C言語におけるファイル入出力について理解する。
13週 システム制御 シーケンス制御(3)について理解する。
14週 電子回路 オペアンプ回路(3)について理解する。
15週 レポート作成
16週
後期
3rdQ
1週 力学
NCプログラムとCAM
ばねねじり試験について理解する。
NCプログラムとCAMについて理解する。
2週 電気・電子Ⅰ 論理回路(1)について理解する。
3週 CAD JW-CADによる図面作成において,レイヤ管理について理解する。
4週 材料 材料の組成と特性(1)について理解する。
5週 NCプログラムとCAM
力学
NCプログラムとCAMについて理解する。
ばねねじり試験について理解する。
6週 電気・電子Ⅰ 論理回路(2)について理解する。
7週 マイコン マイコン制御(1)について理解する。
8週 レポート作成
4thQ
9週 材料 材料の組成と特性(2)について理解する。
10週 CAD JW-CADによる図面作成において,機能を用いた編集について理解する。
11週 電気・電子Ⅰ 論理回路(3)について理解する。
12週 マイコン マイコン制御(2)について理解する。
13週 材料 材料の腐食と防食法について理解する。
14週 レポート作成
15週 レポート作成
16週

評価割合

レポート課題・実技取組姿勢出席合計
総合評価割合7070303000200
基礎的能力07030000100
専門的能力70003000100
分野横断的能力0000000