概要:
前期は簡単なJIS機械要素や機械製図について学習する。後期はグループに分かれて様々な工学分野の基礎知識について学習する。
授業の進め方・方法:
前期は、プリントを配布して問題解説を行う座学と製図を行う。提出物は成績評価に反映する。
後期は、担当教員で分担して演習しながら学習する。
注意点:
・前期は「デザイン基礎」で使用した教科書を用いる。
・前期は講義だけでなく製図の演習も行う。
・後期はグループに別れて講義・演習する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | 前2 |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | 前2 |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | 前2 |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 3 | 前2 |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 3 | 前2 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | 前1 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | 前3,前5,前12,前14 |
線の種類と用途を説明できる。 | 4 | 前1 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | 前1 |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | 前1 |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | 前1 |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 4 | 前1 |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 4 | 前1 |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 4 | 前3,前5,前12,前14 |
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。 | 2 | 前12 |
機械設計 | 標準規格の意義を説明できる。 | 4 | 前2 |
標準規格を機械設計に適用できる。 | 4 | |
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。 | 4 | 前2 |
軸の種類と用途を理解し、適用できる。 | 4 | 前6 |
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。 | 4 | 前9 |
滑り軸受の構造と種類を説明できる。 | 4 | 前7 |
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。 | 4 | 前7 |
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。 | 4 | 前10 |
すべり率、歯の切下げ、かみあい率を説明できる。 | 4 | 前11 |
標準平歯車と転位歯車の違いを説明できる。 | 4 | 前11 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 後2,後5,後9,後12 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 後3,後6,後10,後13 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 後4,後7,後11,後14 |