到達目標
1.瞬間中心の概念を理解し、機構の各種計算に応用できる。
2.リンク機構の運動を理解し、各リンクの速度・加速度を求めることができる。
3.巻き掛け伝動機構および摩擦伝動機構を理解し、それぞれの機構に必要な計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 瞬間中心を求めて、機構の速度と加速度を求めることができる。 | 瞬間中心を求めて、機構の速度を求めることができる。 | 瞬間中心を求めることができない。 |
評価項目2 | 各種リンク機構の任意リンクの速度と加速度を求めることができる。 | 各種リンク機構の中で限られたリンクの速度と加速度を求めることができる。 | リンク機構の説明ができない。 |
評価項目3 | 巻き掛け伝動機構および摩擦伝動機構のために必要な計算ができる。 | 巻き掛け伝動機構および摩擦伝動機構のために必要な計算がいくつかできる。 | 巻き掛け伝動機構および摩擦伝動機構のために必要な計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
説明
閉じる
本校 (1)-c
説明
閉じる
電子機械 (3)-a
説明
閉じる
教育方法等
概要:
構造機械は、ある決まった法則に基づいて運動している。
機構学はこのような機械の動きを研究する学問で、機械を設計する場合の基礎となる。
機構学の基本となる速度・加速度やリンク機構などの伝動機構などについて習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
数学の知識をもとに、機械の動きに関する各種計算ができるようになることを目標にしています。授業内容は継続的であるため、分からないことを分からないままにしないようにしてください。
注意点:
電卓を持参すること
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
機構学について・必要となる計算の確認 |
機構学がどのような学問分野か説明できる。
|
2週 |
必要となる計算の確認 |
機構学に必要な計算ができる。
|
3週 |
機構学の基礎 |
対偶と節について説明できる。
|
4週 |
機構学の基礎 |
連鎖の限定条件について説明できる。
|
5週 |
機械の運動と回転中心 |
瞬間中心を求めることができる。
|
6週 |
機構学における速度 |
速度を求めることができる。
|
7週 |
機構学における加速度 |
加速度を求めることができる。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
連鎖機構における速度と加速度 |
4節回転連鎖の速度と加速度を求めることができる。
|
10週 |
リンク伝動機構 |
回転・揺動機構の回転条件を説明できる。
|
11週 |
リンク伝動機構 |
最大・最小揺動角の求め方、各種リンク機構について説明できる。
|
12週 |
巻き掛け伝動機構 |
巻き掛けベルトの長さを求めることができる。
|
13週 |
巻き掛け伝動機構 |
ベルト張力と伝動動力を求めることができる。
|
14週 |
摩擦伝動機構 |
ころがり接触条件を説明することができる。
|
15週 |
摩擦伝動機構 |
楕円車による伝動を説明することができる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 演習課題・成果物 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |