到達目標
実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を学ぶ。材料力学,CAD基礎,ロボット,電気電子回路,システム制御,熱流体及びプログラム言語を実験実習を通して学ぶ。
具体的な学習目標は以下の通りである。
(1) 実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できる
(2) 実験レポートの作成方法を理解し,実施できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できるとともに,詳細に説明できる | 実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できる | 実験実習を通して機械工学,電気電子工学,情報工学の基礎を習得できない |
到達目標2 | 実験レポートの作成方法を理解し,実施できるとともに,詳細に説明できる | 実験レポートの作成方法を理解し,実施できる | 実験レポートの作成方法を理解するが,実施できない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(06)
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本校 (1)-c
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電子機械 (3)-b
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教育方法等
概要:
実験実習を通して機械・電気・情報工学の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
各班ごとに別れて,工作実習,実験実習を学ぶ。評価方法も実施内容により以下のようになる。
実験実習はレポートに記載される内容と提出期限で評価を行い、工作実習は実技・成果物に対して評価を行う。
総合評価はレポートもしくは成果物の評価を60%、振り返りシートの評価が40%
注意点:
授業計画には,1班の標準的な内容を示す。ただし,各班をさらに半分に分けて実習するテーマがある。
振り返りシートの評価条件として全てのレポート・成果物チェック欄の記入が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入教育 |
実験実習に必要な注意事項を理解する。
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2週 |
材料 CAD/CAM/CAE(1) |
マイクロスコープならびに走査電子顕微鏡により,材料表面を観察する。
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3週 |
熱流体(1) 電気・電子Ⅰ(1) |
熱交換器を理解する。 ドローンの制御を理解し、飛行ルートを設計する。
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4週 |
システム制御(1) |
モンティホール問題の数値シミュレーションを行う方法を理解する。
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5週 |
情報処理Ⅰ(1) |
HTMLを理解し,ホームページを試作する。
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6週 |
CAD/CAM/CAE(1) 材料 |
レーザ加工機による板金の切り出しを実習する。 走査電子顕微鏡により,材料表面を観察する。
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7週 |
電気・電子Ⅰ(1) 熱流体(1) |
ドローンの制御を理解し、飛行ルートを設計する。 熱交換器を理解する。
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8週 |
レポート作成 |
実験結果をレポートにまとめ,考察を行うことができる。
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2ndQ |
9週 |
システム制御(2) |
モンテカルロ法による円周率の数値計算を行う方法を理解する。
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10週 |
情報処理Ⅰ(2) |
HTMLを理解し,ホームページを試作する。
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11週 |
CAD/CAM/CAE |
応力計算CAEと3Dプリンタによる造形を実習する。
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12週 |
熱流体(2) |
流量の測定方法を理解する。
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13週 |
電気・電子Ⅰ(2) |
A/D変換,D/A変換を理解する。
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14週 |
情報処理Ⅰ(3) |
HTMLを理解し,ホームページを試作する。
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15週 |
レポート作成 |
実験結果をレポートにまとめ,考察を行うことができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
熱流体(4) |
管内の速度測定について理解する。
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2週 |
電気・電子実験Ⅱ(1) |
比較器,リミッタ回路について理解する。
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3週 |
統計処理(1) |
得られた実験データの統計処理を行い,それらを結果として表示する。
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4週 |
統計処理(2) |
統計処理によって得られたデータを元に考察することができる。
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5週 |
熱流体(5) |
流体の圧力損失について理解する。
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6週 |
力学(1) |
ひずみゲージの取り扱いを理解する。
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7週 |
情報処理Ⅱ(1) |
機械学習プログラムを理解する。
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8週 |
レポート作成 |
実験結果をレポートにまとめ,考察を行うことができる。
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4thQ |
9週 |
情報処理Ⅱ(2) |
画像処理プログラミングを理解する。
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10週 |
力学(2) |
力学シミュレーションによる解析について理解する。
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11週 |
電気・電子実験Ⅱ(2) |
微分回路,積分回路について理解する。
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12週 |
マイコン(3) |
マイコンにより,交通標識ユニットの制御を実習する。
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13週 |
情報処理Ⅱ(3) |
画像処理と機械学習を組み合わせたプログラミングを理解する。
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14週 |
レポート作成 |
実験結果をレポートにまとめ,考察を行うことができる。
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15週 |
レポート作成 |
実験結果をレポートにまとめ,考察を行うことができる。
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16週 |
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評価割合
| レポート | 課題・実技 | 振り返りシート | | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 60 | 80 | 0 | 200 |
基礎的能力 | 0 | 60 | 40 | 0 | 100 |
専門的能力 | 60 | 0 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |