電子機械演習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電子機械演習
科目番号 0088 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 増山 新二,浅川 貴史,古瀬 宗雄,岡野内 悟,藤井 雅之,笹岡 秀紀,中村 翼,平田 拓也,増井 詠一郎,櫛田 直規

到達目標

研究の進め方や方法などを実践的に身に付ける。配属された各担当教員のもとで演習を行い、自らが率先して課題などに取り組む。研究の進め方や方法などを実践的に身に付けるとともに、ものづくりや研究論文の書き方などに必要な知識を習得する。
具体的な学習目標は以下の通りである。
(1) 技術者としての研究能力,開発能力を養い,学術的なアブストラクト作成能力を修得することができる
(2) 研究成果や演習成果を外部へ分かりやすく表現する能力を修得することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1技術者としての研究能力,開発能力を養い,学術的なアブストラクト作成能力を修得することができ,それぞれが十分なレベルに達している技術者としての研究能力,開発能力を養い,学術的なアブストラクト作成能力を修得することができる技術者としての研究能力,開発能力を養い,学術的なアブストラクト作成能力のいずれも修得できない
到達目標2研究成果や演習成果を外部へ分かりやすく表現する能力を修得することができ,それが十分なレベルに達している研究成果や演習成果を外部へ分かりやすく表現する能力を修得することができる研究成果や演習成果を外部へ分かりやすく表現する能力を修得することができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(06) 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
電子機械 (3)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電子機械演習では,研究の進め方や方法などを実践的に修得し,アブストラクト作成能力,プレゼンテーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
各教員が研究テーマのアブストラクト作成能力,学術的表現能力を考慮して評価する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 配属された各担当教員のもとで与えられたテーマに対して演習を行い、自らが率先して課題などに取り組む。 主な研究テーマ
2週 ・スターリング型パルスチューブ冷凍機の位相制御の実験的評価
・アクティブバッファ型パルスチューブ冷凍機の性能試験
3週 ・セラミックス蓄冷材による4K-GM冷凍機の性能評価
・希土類窒化物蓄冷材を使用した4K-GM冷凍機の性能評価
4週 ・大気圧プラズマを用いた撥水加工技術の基礎的検討
・海洋微生物の処理
5週 ・Reactive Ion Etching 装置による薄膜形成と薄膜分析
・大気圧プラズマを用いた塗装の剥離に関する研究
6週 ・多価イオンの生成効率及びビーム電流の向上
・曲面壁に支持された円柱周りの流れ構造
7週 ・壁面上の層流境界層にあたえる平板の先端形状に関する研究
・角柱まわりの流れに与える壁面上に形成される境界層厚さの影響
8週 ・円柱に生じる局所抗力係数の測定
・水耕栽培制御ユニット設計のための基礎実験
2ndQ
9週 ・ANSYSによるアルマイト処理平面の熱応力解析(平面)
・ANSYSによるアルマイト処理表面の熱応力解析 (凹凸面)
10週 ・陽極酸化膜に発生する割れのin-situ観測システムの開発
・アルマイトの腐食特性に関する研究
11週 ・合板をばねのように曲げる技術に関する研究
・工学技術教材の開発
12週 ・自己位置推定を目的とした発光型マーカのための機構設計
・自己位置推定を目的とした発光型マーカのための電力供給手法
13週 ・2つの発光型マーカを用いた自己位置推定手法
・発光型マーカによる自己位置推定のための画像認識処理
14週 ・利き目と有効視野の関係
・ダリウス型水車を有する潮流発電システムの発電特性
15週 中間発表
16週 ・水冷と集光が太陽光発電の発電特性に及ぼす影響
・エポキシ樹脂の劣化に及ぼす直流不平等電界下の空間電荷の影響
後期
3rdQ
1週 ・溶射粒子温度・速度測定装置の温度較正
・ツインカソードプラズマ測定に関する画像解析手法の開発
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週 学年末発表
16週

評価割合

アブストラクト作成能力学術的表現能力合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力0000000
専門的能力60400000100
分野横断的能力0000000