工業英語

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0093 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【参考資料】Introduction to Nuclear Techonology/基礎 原子力工学(国立高等専門学校機構)/技術英語の基本(コロナ社)
担当教員 中村 翼

到達目標

(1)英語(または日本語)の言い回しを理解し,適切に表現することができる。
(2)今までに学習してきた原理や原則等の内容を翻訳(英文・和文)できる。
(3)翻訳した内容を,英語(または日本語)でプレゼンテーションし,分かり易く説明することができる。
(3)専門図書(英語)の内容を理解し,その内容を分かり易く説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語(または日本語)の言い回しを理解し,適切に表現することができる。英語(または日本語)の言い回しを理解できる。英語(または日本語)の言い回しを理解できない。
評価項目2今までに学習してきた原理や原則等の内容を翻訳(英文・和文)できる。今までに学習してきた原理や原則等の内容を翻訳(英文・和文のどちらかが)できる。今までに学習してきた原理や原則等の内容を翻訳(英文・和文のどちらも)できない。
評価項目3英語または日本語でプレゼンテーションし,分かり易く説明することができる。英語または日本語のどちらかでプレゼンテーションし,分かり易く説明することができる。日本語でプレゼンテーションし,分かり易く説明することができない。
評価項目4専門図書(英語)の内容を理解し,その内容を分かり易く説明することができる。専門図書(英語)の内容を理解できる。専門図書(英語)の内容を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(09) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
電子機械 (3)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
まず始めに導入として,英語(または日本語)の言い回しを理解する。その後,専門分野の翻訳(英文・和文)を行い,レポート等にまとめる。適宜,授業時間を使って,英語(または日本語)でのプレゼンテーションを行う。また行ったプレゼンテーションに対して,ディスカッションも行う。
授業の進め方・方法:
電子・電気および機械分野に関して記述された基礎的な英文を読み,理解できる。日本語の簡単な作業指示を英文に出来る。これらの知識を専門分野の中で使いこなすレベルを目標とする。
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートや課題を実施します。また理解度の確認のため,出題したレポートや課題に対する発表を課しています。
注意点:
(1)英和・和英辞書(電子辞書も可)を持参して下さい。
(2)本講義は学修単位です。講義時間以外の自宅での学習も授業の一環ととらえ,課題・演習を必ず実施し,問題が解けなくても提出して下さい。また,不明な点については個別に指導を受ける,または問い合わせして下さい。
(3)レポートや課題等は,指定の期日までに必ず提出して下さい。指定期日までに提出されなければ,減点(または0点)の対象となります。
(4)やむを得ない理由で欠席する(した)場合は,速やかにその旨の連絡して下さい。
(5)なお理解度を確認しながら授業を進めるため,授業計画と差異が生じる可能性があります。
(6)シラバスに記載している内容から変更が生じた場合は,この注意点に随時記載していきます。
例:(変更:○/□×)前期中間試験をレポート課題に変更したため,そのレポートにより前期中間試験部分の評価を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス/英語表現能力の基礎 例文を参考に,英語表現の言い回しを説明できる。
2週 日常生活や身近な話題(英語)の発表および意見交換 事前に各自が調べた日常生活や身近な話題(英語)の発表および意見交換を行い,資料を日本語ならびに英語でまとめることができる。
3週 基礎数学用語の英語表現 基礎数学用語において,それらの英語表現を理解し,使い分けできる。また言い回しを変えて,代数記号を英語で表現できる。
4週 基礎物理用語の英語表現 基礎物理用語において,それらの英語表現を理解し,使い分けできる。また言い回しを変えて,それらを英語で表現できる。
5週 物質の三態・化学に関する英語表現 物質の三態や化学に関する用語において,それらの英語表現を理解し,使い分けできる。また言い回しを変えて,それらを英語で表現できる。
6週 電気・原子に関する英語表現 電気や原子に関する用語において,それらの英語表現を理解し,使い分けできる。また言い回しを変えて,それらを英語で表現できる。
7週 第2〜6週で学習してきた英語表現のまとめ 第2〜6週で学習してきた英語表現について,時間等の関係で学習できなかった,または取り組めなかった部分について復習を行う。
8週 前期中間試験
4thQ
9週 中間試験の解説および単語の意味と使い分け1 前期中間試験の解説を行う。また卒業論文で作成する英語アブストラクトに用いられるであろう英単語の意味と使い分けについて考察し,その使い分けについて説明できる。
10週 単語の意味と使い分け2 卒業論文で作成する英語アブストラクトに用いられるであろう英単語の意味と使い分けについて考察し,その使い分けについて説明できる。
11週 単語の意味と使い分け3 卒業論文で作成する英語アブストラクトに用いられるであろう英単語の意味と使い分けについて考察し,その使い分けについて説明できる。
12週 単語の意味と使い分け4 卒業論文で作成する英語アブストラクトに用いられるであろう英単語の意味と使い分けについて考察し,その使い分けについて説明できる。
13週 専門分野における原理等の英語表現1 専門分野における原理等を英語で表現することができる。また意見交換を交えて,誤った英語表現に対して指摘ができる。
14週 専門分野における原理等の英語表現2 専門分野における原理等を英語で表現することができる。また意見交換を交えて,誤った英語表現に対して指摘ができる。
15週 専門分野における原理等の英語表現3 専門分野における原理等を英語で表現することができる。また意見交換を交えて,誤った英語表現に対して指摘ができる。
16週 前期末試験

評価割合

試験発表相互評価レポート(課題)ポートフォリオその他合計
総合評価割合605102500100
基礎的能力3055100050
専門的能力3005150050
分野横断的能力0000000