機械設計演習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 機械設計演習
科目番号 0096 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 塚田、船橋、他編修 「新機械設計」(実教出版)、項目によっては補助教材を配布する。
担当教員 古瀬 宗雄

到達目標

機械を構成する要素・機構と強度計算を体得するとともに、より現実に即した機械設計について学習し修得する。これまでの設計製図科目のまとめとする。
目標レベル
(1) 機械を構成する要素および機構を理解する。(ねじ)
(2)    〃      (ボルト、ナット)
(3)実際の機械装置を考慮した強度計算ができる。(歯車)
(4)    〃      (伝達装置)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ねじの要素、せん断、荷重に関して理解する。ねじの要素、せん断、荷重に関して2項目以上を理解する。ねじの要素、せん断、荷重に関して1項目しか理解できない。
評価項目2ボルトナットの役割、働く力を理解する。ボルトナットの役割、働く力を1項目以上理解する。ボルトナットの役割、働く力を理解できない。
評価項目3歯車の原理と速度比を理解すること。歯車の原理と速度比の1項目を理解する。歯車の原理と速度比を理解できない。
評価項目4伝達装置の、速度比と歯車の組み合わせを理解できる。伝達装置の、速度比と歯車の組み合わせの1つを理解できる。伝達装置の、速度比と歯車の組み合わせを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
電子機械 (3)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・これまでの設計製図科目のまとめである。
・仕事とエネルギーを理解し、破壊のメカニズムも学ぶ。
授業の進め方・方法:
・講義で理解できないところは質問等で補うこと。
注意点:
・レポート等の宿題を課した場合、指定の期日までに提出すること。(期日遅れは減点対象とする)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ねじの種類と用途 締結要素の役割
2週 ねじの種類と用途2 締結要素の役割2
3週 ねじの大きさとはめあい長さ せん断と引張荷重を行けるねじ
4週 ねじの大きさとはめあい長さ2 せん断と引張荷重を行けるねじ2
5週 ねじに働く力 ボルトナットの役目
6週 ねじに働く力2 ボルトに働く応力
7週 ボルト・ナット ボルトナットの種類と用途
8週 中間テスト
4thQ
9週 特殊歯車 その他の歯車
10週 軸要素 軸継手の種類
11週 軸要素2 軸継手の役割
12週 伝達装置(平歯車) 歯車と各部の名称
13週 伝達装置(平歯車)2 速度比と歯車の組み合わせ
14週 伝達装置(平歯車)3 速度比と歯車の組み合わせ2
15週 伝達装置(遊星歯車) 遊星歯車の種類と回転数
16週 期末テスト

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60101010010100
基礎的能力0000000
専門的能力60101010010100
分野横断的能力0000000