電気機器

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 電気機器
科目番号 0099 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 工業348 電気機器演習ノート(実教出版)/【参考】最新電気機器入門(実教出版),電気機器概論(実教出版)
担当教員 中村 翼

到達目標

(1)エネルギー変換機器について,その種類と特徴を理解し,説明できる。
(2)電磁誘導機器の電気機械エネルギー変換に関して,その原理と電気量・機械量の計算ができる。
(3)電力用半導体について,その種類と特徴を理解し,説明できる。
(4)パワーエレクトロニクス機器の電力変換原理とその電気量の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標(1)エネルギー変換機器について,その種類と特徴を理解し,説明できる。エネルギー変換機器について,その種類と特徴を理解できる。エネルギー変換機器について,その種類と特徴を理解できない。
到達目標(2)電磁誘導機器の電気機械エネルギー変換に関して,その原理と電気量・機械量の計算ができる。電磁誘導機器の電気機械エネルギー変換に関して,その原理を説明できる。電磁誘導機器の電気機械エネルギー変換に関して,その原理と電気量・機械量の計算ができない。
到達目標(3)電力用半導体について,その種類と特徴を理解し,説明できる。電力用半導体について,その種類と特徴を理解できる。電力用半導体について,その種類と特徴を理解できない。
到達目標(4)パワーエレクトロニクス機器の電力変換原理とその電気量の計算ができる。パワーエレクトロニクス機器の電力変換原理を説明できる。パワーエレクトロニクス機器の電力変換原理とその電気量の計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
電子機械 (3)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者として必要な電気機器(電磁誘導機器,変圧器,パワー素子など)に関する基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
授業だけでなく,演習問題を解く過程も共有し合う事で,相互的に学び合いながら,各項目の基礎知識を習得していく。
注意点:
(1)履修する事が望ましい。
(2)レポートや課題等は,指定の期日までに必ず提出すること。指定期日までに提出されなければ,減点(または0点)の対象となる。
(3)やむを得ない理由で欠席する(した)場合は,速やかにその旨の連絡をすること。
(4)受講者の理解度によっては,授業進度が変更となる場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 導入/電気機器の種類 エネルギー変換機器を分類・整理,説明できる。
2週 電磁誘導機器の種類 電磁誘導機器を分類・整理,説明できる。
3週 パワーエレクトロニクス機器の種類 パワーエレクトロニクス機器を分類・整理,説明できる。
4週 直流機の原理と特性1 直流機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
5週 直流機の原理と特性2 直流機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
6週 変圧器の原理と特性1 変圧器の原理と特性を説明できる。また電気量の計算ができる。
7週 変圧器の原理と特性2 変圧器の原理と特性を説明できる。また電気量の計算ができる。
8週 中間試験(試験ではなく,レポート課題の場合もある。)
4thQ
9週 誘導機の原理と特性1および中間試験の解説 誘導機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
10週 誘導機の原理と特性2 誘導機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
11週 同期機の原理と特性1 同期機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
12週 同期機の原理と特性2 同期機の原理と特性を説明できる。また電気量・機械量の計算ができる。
13週 半導体電力変換装置の原理と働き1 パワー半導体デバイスの働きを説明できる。
14週 半導体電力変換装置の原理と働き2 パワー半導体デバイスの働きを説明できる。
15週 これまでの復習 これまでの講義を振り返り,学習してきた内容を再度復習,理解することで,それぞれを説明できる。
16週 期末試験

評価割合

試験(またはレポート)課題相互評価課題に対する説明ポートフォリオその他合計
総合評価割合503002000100
基礎的能力0000000
専門的能力503002000100
分野横断的能力0000000