電子機械特論Ⅱ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電子機械特論Ⅱ
科目番号 0103 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「英語で学ぶ電気回路」永吉 浩ら(著)日新出版
担当教員 増山 新二

到達目標

近年,技術者において科学英語の習得が,さらに必要とされている。本講義では,直流・交流電気回路について,英語で復習することにより,科学英語の基礎を身に着けることを目的としている。具体的な学習目標は以下の通りである。
(1)単位と次元,直流の電流と回路の英語表記を理解し,諸計算ができる
(2)英文の問題を理解するとともに,各種回路解法を用いて諸計算ができる
(3)単相交流回路の英語表現を理解し,交流回路の諸計算ができる
(4)三相交流回路,ならびに共振回路の英語表記を理解し,諸計算ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1単位と次元,直流の電流と回路の英語表記を理解し諸計算ができる単位と次元,直流の電流と回路の英語表記を理解し,簡単な諸計算ができる単位と次元,直流の電流と回路の英語表記を理解し,諸計算ができない
到達目標2英文の問題を理解するとともに,各種回路解法を用いて諸計算ができる単相交流回路の英語表現を理解し,交流回路の簡単な諸計算ができる単相交流回路の英語表現を理解し,交流回路の諸計算ができない
到達目標3単相交流回路の英語表現を理解し,交流回路の諸計算ができる単相交流回路の英語表現を理解し,交流回路の簡単な諸計算ができる英文の問題を理解するとともに,各種回路解法を用いて諸計算ができない
到達目標4三相交流回路,ならびに共振回路の英語表記を理解し,諸計算ができる三相交流回路,ならびに共振回路の英語表記を理解し,簡単な諸計算ができる三相交流回路,ならびに共振回路の英語表記を理解し,諸計算ができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(03) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
電子機械 (3)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語による直流・交流回路に関する基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
英語の教科書を使用し直流・交流回路に関する講義を行う。
注意点:
本講義を理解するためには,基本的な英文法,電気基礎,電気回路の十分な知識が必要である。
諸問題を解くために,各自関数電卓を持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 科学英語学習のための準備 科学英語学習を始めるための基本的文法を理解できる
2週 単位と次元 単位と次元についての英語表記について理解できる
3週 直流の電流と回路 直流の電流と回路についての英語表現について理解できる
4週 回路素子のエネルギー保存 回路素子のエネルギー保存について英語表現を含め理解できる
5週 結合回路 結合回路における英語表現を理解できる
6週 キルヒホッフ,重ね合わせの原理 キルヒホッフ,重ね合わせの原理についての英語表現を理解できる
7週 テブナンの定理 テブナンの定理についての英語表現を理解できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験返却および解説,単相交流表示 単相交流表示についての英語表現を理解できる
10週 瞬時値・実効値 瞬時値や実効値についての英語表現を理解できる
11週 交流回路 交流直列・並列回路についての英語表現理解できる
12週 単相交流回路の電力 単相交流回路の電力についての英語表現理解する。
13週 共振回路 共振回路についての英語表現を理解できる
14週 フィルタ フィルタについての英語表現を理解できる
15週 三相交流 三相交流についての英語表現を理解できる
16週 学年末試験

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合80200100
基礎的能力0000
専門的能力80200100
分野横断的能力0000