1. 物体の基本的な運動、円運動、単振動、波、熱力学に現れる特徴的な物理量について、その定義が説明でき計算できる。
2. 円運動、単振動、波に関して、具体的な物理現象をイメージし、式を組み立てることができる。
3. 周囲と協力しながら問題・実験に取り組むことができる。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・1学年の復習
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物体の運動、力、運動方程式について復習する。
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2週 |
直線運動における運動量と力積
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直線運動における物体の質量と速度から運動量を求めることができ、その運動量の差が力積に等しいことを理解している。
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3週 |
平面運動における運動量と力積
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平面運動における物体の質量と速度から運動量を求めることができて、その運動量の差が力積に等しいことを理解している。
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4週 |
運動量保存則
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運動量保存則について理解し、様々な物理量の計算に利用できる。
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5週 |
直線上の2球の衝突・床との斜めの衝突
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反発係数を求めることができる。 斜めに衝突する場合の反発係数を求めることができる。
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6週 |
平面上の2球の衝突
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平面での衝突前後の運動量を求めることができる。
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7週 |
衝突による力学的エネルギーの変化
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弾性衝突と非弾性衝突について、その衝突前後の力学的エネルギーの変化と運動量を理解している。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
等速円運動
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等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 角運動量を求めることができる。 角運動量保存則について理解し、様々な物理量の計算に利用できる。
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10週 |
等速円運動の加速度 |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。
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11週 |
慣性力 |
慣性の法則について説明でき、慣性力を求めることができる。
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12週 |
単振動
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周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。
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13週 |
単振動 |
単振動における速度、加速度、力の関係を説明できる。
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14週 |
万有引力 |
万有引力の法則を説明し、物体間にはたらく万有引力を求めることができる。
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15週 |
万有引力
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万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。
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16週 |
答案返却・解答解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
波動、波の発生、波の要素
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波の波長、周期、振動数、速さについて説明できる。
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2週 |
横波と縦波
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横波と縦波の違いについて説明できる。
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3週 |
波の重ね合わせの原理と波の独立性、定常波
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波の重ね合わせの原理と波の独立性を理解している。定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を理解している。
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4週 |
波の反射、波の干渉
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2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について説明できる。
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5週 |
ホイヘンスの原理 |
ホイヘンスの原理を理解している。
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6週 |
波の反射・屈折・回折
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波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。
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7週 |
光波1
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光の反射角、屈折角に関する計算ができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
光波2
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自然光と偏光の違いについて説明できる。 波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを理解している。
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10週 |
音波,音の反射・屈折・回折・干渉、うなり、ドップラー効果
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音速と温度の関係を理解している。音の反射・屈折・回折・干渉について説明できる。 一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。
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11週 |
弦と気柱の振動、共振と共鳴 |
弦の長さと、弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。気柱の長さと速度から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。
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12週 |
熱と熱量、熱容量と比熱・熱量の保存
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原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について理解している。時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを理解している。 物体の熱容量と比熱について理解している。熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。
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13週 |
熱と物質の状態、熱と仕事
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物質の三態を原子や分子の熱運動と関連づけて説明できる。 動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを理解している。気体の内部エネルギーについて理解している。熱力学第一法則について理解している。
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14週 |
気体の法則と気体の状態変化
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ボイルの法則、シャルルの法則を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。
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15週 |
不可逆変化と熱機関
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エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを、具体例を挙げて説明できる。 不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。熱機関について理解し、熱効率に関する計算ができる。
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16週 |
答案返却・解答解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 慣性の法則について説明できる。 | 3 | 前11 |
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 3 | 前2,前3 |
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。 | 3 | 前2,前3 |
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | 前4 |
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。 | 3 | 前12 |
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。 | 3 | 前13 |
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。 | 3 | 前9,前10 |
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 3 | 前14 |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | 前15 |
角運動量を求めることができる。 | 3 | |
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。 | 3 | |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | 前13,後12 |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | 前13,後12 |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | 前13,後12,後14 |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | 前13,後12,後15 |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | 前15,後13 |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | 前15,後14 |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 3 | 後13 |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 3 | 後13,後14 |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 前15,後15 |
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。 | 3 | 前15,後15 |
熱機関の熱効率に関する計算ができる。 | 3 | 前15,後15 |
波動 | 波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 3 | 後1 |
横波と縦波の違いについて説明できる。 | 3 | 後2 |
波の重ね合わせの原理について説明できる。 | 3 | 後3 |
波の独立性について説明できる。 | 3 | 後3 |
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。 | 3 | 後4 |
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。 | 3 | 後3 |
ホイヘンスの原理について説明できる。 | 3 | 後5 |
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。 | 3 | 後5,後6 |
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。 | 3 | 後11 |
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 | 3 | 後11 |
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。 | 3 | 後11 |
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。 | 3 | 後10 |
自然光と偏光の違いについて説明できる。 | 3 | 後8 |
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。 | 3 | 後7 |
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。 | 3 | 後8 |
電気 | 導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。 | 3 | |
電場・電位について説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則が説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | |
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | |
物理実験 | 物理実験 | 力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |
電磁気に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |