到達目標
数々の製品が持つ機能を実現するための大切な要素がセンサである。数々のセンサがあることを知り,その原理から応用までを知識として獲得することを目指す。例えば,
(1) 各種センサーの基本となる原理,構成そして応用例
(2) データ変換の基本となる原理,構成そして応用例
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | センサは工学分野において、あらゆる計測システムにおけるキーデバイスであること,またセンサ工学の考え方、誤差、単位系を理解し,詳細に説明できる | センサは工学分野において、あらゆる計測システムにおけるキーデバイスであること,またセンサ工学の考え方、誤差、単位系を理解できる | センサは工学分野において、あらゆる計測システムにおけるキーデバイスであること,またセンサ工学の考え方、誤差、単位系を理解できない |
到達目標2 | 各種センサーの基本となる原理,構成,応用例を理解し,詳細に説明できる | 各種センサーの基本となる原理,構成,応用例を理解できる | 各種センサーの基本となる原理,構成,応用例を理解できない |
到達目標3 | データ変換の基本となる原理,構成,応用例を理解し,詳細に説明できる | データ変換の基本となる原理,構成,応用例を理解できる | データ変換の基本となる原理,構成,応用例を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
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本校 (1)-a
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電子機械 (3)-a
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教育方法等
概要:
センサを使用した計測の基礎的事項についての講義をおこなう。また,受講者が興味のあるセンサについての調査と発表を行う。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて講義する。また,受講者が興味のあるセンサについての調査と発表を行う。この科目は学修単位科目のため,家庭内学習が必要な科目である。そのため,授業ごとに課題があり,これを完成させて,レポートとして提出すること。
注意点:
授業ごとの課題についての学習状況及び提出状況をレポートとして評価する。
また,センサの調査と発表は真摯に取り組むこと。それらの成果物もレポート評価に含める。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
センサ工学の考え方,誤差 |
センサ工学の考え方と測定における誤差発生の分類を説明ができる
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2週 |
測定における誤差 |
測定における誤差発生の原因を学び,正しい測定ができる
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3週 |
単位系の理解 |
単位系を分類し各測定での単位系で表現できる
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4週 |
抵抗,インピーダンスの測定(計測) |
電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる
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5週 |
光センサ,磁気センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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6週 |
圧力センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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7週 |
温度センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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8週 |
位置センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
超音波センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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11週 |
湿度センサ |
各種センサーの基本となる原理,構成および応用例を説明できる
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12週 |
波形観測 |
オシロスコープの動作原理とその構成を説明できる
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13週 |
D-A変換器 |
D-A変換器の構成を説明できる
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14週 |
A-D変換器 |
A-D変換器の構成を説明できる
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15週 |
イメージセンサ |
イメージセンサの基本となる原理,構成を理解し,応用できる
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 課題レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |