電子機械特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電子機械特論Ⅰ
科目番号 0174 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 /自作プリント
担当教員 岡野内 悟

到達目標

学習到達目標は以下の通りである。
(1)簡単な動く機器の構成を理解し、説明できる
(2)作用している力を理解し、強さや変形について説明できる
(3)簡単な機器の運動について理解し、動きについて説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1知識・理解を有し、説明できるある程度の知識・理解を有する知識・理解不足
評価項目2知識・理解を有し、説明できるある程度の知識・理解を有する知識・理解不足
評価項目3知識・理解を有し、説明できるある程度の知識・理解を有する知識・理解不足

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
電子機械 (3)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ロボットなど、機械や機器の設計・製作に必要な知識、技術について学習する。
力学(静力学、動力学)、材料学、材料力学などの知識が、どのように利用されるかを学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の始めに配布するプリントをもとに説明し、ポイントのまとめや練習問題を行いながら授業を進める。プリント提出は成績評価に反映する。
注意点:
これまで学習してきた、力学や数学、材料に関する知識を用いる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械系の部門
機器の構成
社会で使われている機器の専門分野、構成について説明できる
2週 力のつり合い
静力学と設計
簡単な構造設計に必要な、静力学の計算が行える
3週 材料力学と材料試験 材料の強さと材料試験について説明できる
4週 寸法を決める。形を作る
CAD/CAM/CAE
強度や性能を考え、設計する方法とCAD/CAM/CAEについて説明できる
5週 回転や力を伝える
てこ・クランクとカム・歯車
回転や力を伝える方法を説明できる
6週 空気圧、油圧で動く 空気圧、油圧で動く機器の構成について説明できる
7週 練習問題 練習問題により、これまでの内容を確認する
8週 「中間試験」
2ndQ
9週 移動と摩擦
移動の方法
移動と摩擦、移動の方法について説明できる
10週 飛ばす。自由落下
位置エネルギー・運動エネルギー
位置エネルギー・運動エネルギーをもとに、ものを飛ばしたり、落下について説明できる
11週 振り子の運動
単振動の方程式
振り子の運動、単振動の方程式について説明できる
12週 振動と減衰
加振と制振
振動と減衰、加振と制振について説明できる
13週 スイッチと制御
有線リモコン
スイッチと制御、有線リモコンについて説明できる
14週 力学と制御 機械系の制御の構成について知っている
15週 練習問題 練習問題により、これまでの内容を確認する
16週 「期末試験」

評価割合

試験発表相互評価提出・態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70003000100
基礎的能力0000000
専門的能力70003000100
分野横断的能力0000000