日本史

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本史
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 日本史A(山川出版社)/最新日本史図表(第一学習社)
担当教員 田口 由香

到達目標

(1)人文・社会科学的な観点から人間、社会、産業について多面的に理解する。
(2)国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1産業活動などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解し、説明できる。産業活動などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。産業活動などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できない。
到達目標2今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解し、説明できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
歴史を通して、現在の世界情勢と日本の在り方を考察する力を養う。日本と世界との関係が大きく転換する日本の明治維新を基点として、19世紀以降を対象とする。
授業の進め方・方法:
「日本からみた世界」を視点として授業をすすめる。
注意点:
現在の国際関係についても、ニュースや新聞から把握しておく。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入 日本史の基礎知識を習得することができる。
2週 近世社会の動揺と近代への胎動(世界の変容) 江戸後期の国際関係を理解できる。
3週 近世社会の動揺と近代への始動(幕藩体制の動揺) 江戸後期の国内状況を理解できる。
4週 開国と明治維新(日本の開国) ペリー来航以降の国内状況を理解できる。
5週 開国と明治維新(開国と攘夷) 開国と攘夷運動について理解できる。
6週 開国と明治維新(江戸幕府の滅亡) 幕長戦争から王政復古までの経緯を理解できる。
7週 時事問題 新聞記事から時事問題を考える方法を習得できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 開国と明治維新(明治初期の改革) 明治政府の諸改革について理解できる。
10週 開国と明治維新(文明開化) 明治初期の欧米文化導入による国内変化を理解できる。
11週 開国と明治維新(富国強兵政策) 富国強制政策による国内変化を理解できる。
12週 開国と明治維新(明治初期の外交) 条約改正とその影響について理解できる。
13週 立憲国家の成立(立憲制の成立)立 国会開設までの諸制度整備の経緯を理解できる。
14週 憲国家の成立(立憲政治の展開) 立憲政治について理解できる。
15週 時事問題 新聞記事から時事問題を考える方法を習得できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 立憲国家の成立(日清戦争) 日清戦争の経緯とその影響について理解できる。
2週 立憲国家の成立(日露戦争) 日露戦争の経緯とその影響について理解できる。
3週 立憲国家の成立(アジアとの関係) 日露戦争後のアジアとの関係を理解できる。
4週 第一次世界大戦と日本(政党政治) 政党政治における政党について理解できる。
5週 第一次世界大戦と日本(政党政治の展開) 政党政治における国内状況について理解できる。
6週 第一次世界大戦と日本(経済・社会の変容) 近代産業の発展と資本主義について理解できる。
7週 時事問題 新聞記事から時事問題を考える方法を習得できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 昭和の恐慌と満州事変(内政と外交) 第一次世界大戦における日本の立場を理解できる。
10週 昭和の恐慌と満州事変(軍部の台頭) 日本の中国と韓国に対する政策を理解できる。
11週 第二次世界大戦と日本(日中戦争) 日中戦争までの経緯を理解できる。
12週 第二次世界大戦と日本(太平洋戦争) 太平洋戦争における日本の国際関係を理解できる。
13週 占領下の日本(冷戦の開始と講和) サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約について理解できる。
14週 経済繁栄と保守長期政権(高度経済成長) 戦後の国内情勢と経済成長について理解できる。
15週 時事問題 新聞記事から時事問題を考える方法を習得できる。
16週 学年末試験

評価割合

試験レポート授業態度合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000