世界史

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 世界史
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 要説世界史A改訂版(山川出版社)/ダイアローグ世界史図表新版2訂(第一学習社)
担当教員 島田 雄一郎

到達目標

(1)人文・社会科学的な観点から人間と世界と歴史について多面的に理解する。
(2)国際社会の一員として各地域の社会の歴史的展開と世界が抱える諸問題の歴史的展開を理解し、人間と世界と歴史に対する主体的な関心を培う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解し、主体的な問題意識を持つ。日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できない。
到達目標2今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解し、主体的な問題意識を持つ。今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(01) 説明 閉じる
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情報 (4)-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際的観点に基づき、古代から現代までの各地域の社会の歴史的展開と世界が抱える諸問題の歴史的展開を理解する。
授業の進め方・方法:
人間社会の歴史的展開に関する感覚を養うと共に、国際的視点の修得を目指し授業を進める。
注意点:
(変更9/30)前期は遠隔授業を実施したため、前期中間試験はレポートにより評価し、前期の授業課題も「課題」として評価に加味する。
多様な価値観に対して対話的であること。
現在の世界情勢についても、ニュースや新聞から把握しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入(暦の歴史、世界の諸文化、宗教と政治体制に対する基礎知識) 世界史の基礎知識を習得することができる。
2週 世界の地理と情勢 世界の地形と気候を理解できる。
3週 諸地域世界の形成と交流(古代の地中海世界・ギリシア) 古代ギリシアの歴史を理解できる。
4週 諸地域世界の形成と交流(古代の地中海世界・ローマ) 古代ローマの歴史を理解できる。
5週 諸地域世界の形成と交流(中世ヨーロッパ世界・西ヨーロッパ) 中世の西ヨーロッパ史を理解できる。
6週 諸地域世界の形成と交流(中世ヨーロッパ世界・東ヨーロッパ) 中世の東ヨーロッパ史を理解できる。
7週 これまでの授業の振り返り 古代から中世までの地中海世界の歴史を理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・ルネサンス) ルネサンス期のヨーロッパ史を理解できる。
10週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・宗教改革) ルネサンス期のヨーロッパ史を理解できる。
11週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・大西洋世界の展開①) 大航海時代の背景とその影響を理解できる。
12週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・大西洋世界の展開②) 大航海時代の背景とその影響を理解できる。
13週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・アジアへの進出①) ヨーロッパのアジア進出を理解できる。
14週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・アジアへの進出②) ヨーロッパのアジア進出を理解できる。
15週 これまでの授業の振り返り ルネサンス期からアジア進出までのヨーロッパ世界の歴史的展開を理解できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・主権国家の形成①) 主権国家と絶対王政の仕組みについて理解できる。
2週 結びつく世界(近世ヨーロッパの形成と発展・主権国家の形成②) イギリスの絶対王政について理解できる。
3週 ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成(革命の時代の到来・産業革命) イギリスの産業革命について理解できる。
4週 近世ヨーロッパの科学技術の発展と大英帝国の発展 近世ヨーロッパの科学技術の発展と大英帝国の発展について理解できる。
5週 ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成(革命の時代の到来・アメリカ独立革命) アメリカ独立の背景とその影響を理解できる。
6週 ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成(革命の時代の到来・フランス革命) フランス絶対王政について理解できる。
7週 これまでの授業の振り返り 近世ヨーロッパの形成と発展について理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成(革命の時代の到来・ナポレオン) ナポレオン時代のヨーロッパと南米諸国の独立について理解できる。
10週 ヨーロッパ・アメリカの工業化と国民形成(自由主義と国民主義の進展・アメリカ大陸) アメリカ南北戦争について理解できる。
11週 南北戦争以後のアメリカ合衆国と人種差別問題 南北戦争以後のアメリカ合衆国と人種差別問題について理解できる。
12週 アジア諸国の変貌(東アジアの変容) 近世・近代の中国と朝鮮半島の歴史について理解できる。
13週 帝国主義の成立と東南アジア・アフリカの植民地化 帝国主義の成立と東南アジア・アフリカの植民地化について理解できる。
14週 第二次世界大戦後の植民地独立 第二次世界大戦後の植民地独立について理解できる。
15週 原子力問題・授業の振り返り 現代の原子力をめぐる問題について理解できる。
授業のまとめとして、現代までの人間社会の歴史的展開について理解できる。
16週 学年末試験

評価割合

試験課題授業態度合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力603010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000