数学2

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 数学2
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「新版基礎数学」実教出版,「新版基礎数学演習」実教出版
担当教員 綿重 勝

到達目標

1.三角比の意味やその基本的な性質について理解し,三角比を用いた計量の考えの有用性を認識するとともに,それらを事象の考察に活用することができる。
2.集合と命題に関する基本的な概念を理解し,それらを事象の考察に活用することができる。
3.座標や式を用いて,直線や円などの基本的な平面図形の性質や関係を数学的に表現し,その有用性を認識するとともに,事象の考察に活用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三角比の意味やその基本的な性質について理解し,三角比を用いた計量の考えの有用性を認識するとともに,それらを事象の考察に活用することができる。三角比の意味やその基本的な性質について理解し,三角比を用いた計量の考えの有用性を認識することができる。三角比の意味やその基本的な性質について理解できない。
評価項目2集合と命題に関する基本的な概念を理解し,それらを事象の考察に活用することができる。集合と命題に関する基本的な概念を理解することができる。集合と命題に関する基本的な概念を理解できない。
評価項目3座標や式を用いて,直線や円などの基本的な平面図形の性質や関係を数学的に表現し,その有用性を認識するとともに,事象の考察に活用することができる。座標や式を用いて,直線や円などの基本的な平面図形の性質や関係を数学的に表現し,その有用性を認識することができる。座標や式を用いて,直線や円などの基本的な平面図形の性質や関係を数学的に表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
ものつ゛くりに携わる技術者としての基礎をつくる為に,三角比の基本的性質,相互関係,正弦定理,余弦定理について理解し修得する。
集合,命題の基本的性質,和の法則,積の法則,順列,組合せについて理解し修得する。
座標を用いて直線や円などの基本的な図形を数学的に表現し,方程式を求めることができる。
授業の進め方・方法:
プリントを利用して講義形式で行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 鋭角の三角比 正接,正弦,余弦の意味を理解し,その値を求めることができる。
2週 三角比の拡張 鈍角にまで拡張した三角比の定義を理解し,その値を求めることができる。
3週 三角比の相互関係 三角比の相互関係について理解し,それらを活用できる。
4週 正弦定理 三角形の辺と角の間の関係を理解し,活用できる。
5週 余弦定理 余弦定理を理解し,三角形の辺や角を求めることができる。
6週 三角形の面積 条件に応じて三角形の面積を求めることができる。
7週 節末問題 問題を解くことができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 集合 集合に関する記号の意味を理解し,適切に使うことができる。
10週 部分集合・共通部分・和集合 部分集合,共通部分,和集合,ド・モルガンの法則などを用いて具体的な事象について考察できる。
11週 集合の要素の個数 集合の考えを用いて,要素の個数を求めることができる。
12週 節末問題 問題を解くことができる。
13週 場合の数 和の法則,積の法則を理解し,場合の数を求めることができる。
14週 順列 順列の意味を理解し,その総数や階乗の計算ができる。
15週 いろいろな順列 円順列や重複順列について理解し,順列を使った様々な考え方ができる。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 組合せ 組合せの意味を理解し,応用問題に利用することができる。
2週 同じものを含む順列 同じものを含む順列の考え方について理解し,その数を求めることができる。
3週 二項定理 二項定理とパスカルの三角形の関係を理解し,応用することができる。
4週 節末問題 問題を解くことができる。
5週 命題 必要条件,十分条件などの用語について理解する。
6週 命題と証明 逆,裏,対偶について理解し,様々な証明方法が使える。
7週 節末問題 問題を解くことができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 数直線上の点 数直線上の内分点,外分点の座標を求めることができる。
10週 座標平面上の点 座標平面上の内分点,外分点の座標を求めることができる。
11週 三角形の重心 三角形の重心の公式を導くことができ,重心の座標を求めることができる。
12週 2点間の距離 2点間の距離の公式を導くことができ,距離を求めることができる。
13週 直線の方程式 様々な条件から直線の方程式を求めることができる。
14週 2直線の平行と垂直 2直線の平行条件・垂直条件について理解し,問題を解くことができる。
15週 節末問題 問題を解くことができる。
16週 学年末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000