創造演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 創造演習Ⅰ
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 自作資料配布
担当教員 橘 理恵,杉野 直規,高橋 芳明,尾崎 南斗

到達目標

(1)与えられた課題からコンセプトを構築することができる
(2)コンセプトを絵コンテへ展開することができる
(3)動画を制作できる
(4)作業は班員で協力して,継続的に課題に取り組むことができる
(5)成果報告書を論理的に整理して作成することができる
(6)効果的なプレゼンテーションを行うことができる

なお、本科目は、「2年情報工学演習」と隔週で実施する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題を工夫し、総合的に各種条件を配慮したコンセプトを構築し、説明できる。課題を工夫し、総合的に各種条件を配慮したコンセプトを構築できる課題を工夫し、総合的に各種条件を配慮したコンセプトを構築することができない
評価項目2提案したコンセプトを、分かりやすい絵コンテとして具現化できる。提案したコンセプトを、絵コンテとして具現化できる提案したコンセプトを、絵コンテとして具現化できない
評価項目3表現豊かな動画を作成し,仕上げることができる動画を作成し,仕上げることができる動画を作成し,仕上げることができない
評価項目4リーダーシップを発揮して,班員と協力し,迅速かつ効率的な作業ができている班員と協力し,迅速かつ効率的な作業ができているリーダーシップを発揮して,班員と協力し,迅速かつ効率的な作業をすることが難しい
評価項目5演習内容を論理的に整理して報告書をまとめ,期限内に提出できる演習内容を整理して報告書をまとめ,期限内に提出できる演習内容を論理的に整理して報告書をまとめ,期限内に提出できない
評価項目6発表内容を理解し,スライド等は工夫され分かり易く,質疑も的確に応答できる発表内容を理解し,スライド等は分かり易く,質疑も応答できるスライド等は分かり難く,質疑も的確に応答できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(07) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
本校 (1)-b 説明 閉じる
情報 (4)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
与えられた課題を解決するためのブレインストーミングによるアイデアの創出から、設計、製作、成果報告といったものづくりの一連の流れを体験することで、情報技術者として必須となる発想力と実践力を要請する。また、グループで制作活動を行うことで、グループ内での役割を理解し、他者との技術的コミュニケーション能力を養成する。
授業の進め方・方法:
グループでアイデアを創出する際には、ものづくり棟1階の教室にて実施する。また、制作には、コンピュータを用いるため、情報教育センターにおける実習を含めた講義を実施する。
注意点:
・講義時に理解できなかった箇所は、質問し持ち越さないように心掛ける。
・レポート等は指定の期日までに必ず提出すること(期日を過ぎた場合は減点対象となる)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業計画、到達目標、評価方法の説明と書注意を聞き、取り組む姿勢を理解する。グループ分けを行う
2週 ブレインストーミング ブレインストーミング手法により明確な目標設定を行うことを理解する
3週 KJ法 KJ法により発想を整序し、問題解決に結びつけていくことを理解する
4週 ビデオ編集ソフトAdobe Premiereの使い方と素材の集め方 ビデオ編集ソフトを使うことができる。素材を集めてくることができる。
5週
6週 アイデア創出と作品の設計 ブレインストーミング手法とKJ法を用いて、グループに分かれて、作品のアイデア出し、作品を設計(絵コンテを作成)し、企画書としてまとめる。役割分担を計画する。
7週
8週 作品の制作 班員と協力して作品を制作することができる
2ndQ
9週
10週
11週 作品の制作グループ内評価および報告資料の準備(写真やデータ整理) 自らを客観的に評価でき、資料を体系的に整理することができる
12週 作品のプレゼンテーション準備 プレゼンテーションに必要な資料を作成できる
13週 成果発表会 成果を他者にわかりやすく説明でき、討論することができる
14週 成果発表会
15週 報告書作成/総合評価 作品の概要と技術的要点等を成果報告書としてまとめ上げることができる
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験レポート発表演習課題・実技・成果物ポートフォリオその他合計
総合評価割合040303000100
基礎的能力0000000
専門的能力040303000100
分野横断的能力00