情報教育活動実習

科目基礎情報

学校	大島商船高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	情報教育活動実習
科目番号	0035	科目区分	専門 / 必修
授業形態	実習	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	情報工学科	対象学年	3
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	自作教材
担当教員	北風 裕教

到達目標

本科目は、小中学生ならびに地域住民等に対して、学生がその内容や実施方法について考えた情報分野の模擬実験やミニ講義を実施することにより、
(1)社会活動に関わるイベント内容を理解し、社会の要求に適合するように改良を提案できる
(2)作業は班員で協力して進めることができる
(3)情報工学の専門知識を使って説明し、積極的に取り組むことができる
(4)自分の行動を文章として表現することができる
なる能力を身につけることを目標とする。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	社会貢献の必要性を理解し、技術者としての実践創造的な活動を通じて、社会の要求をくみ取ることで内容の改良を提案できる	社会貢献の必要性を理解し、技術者としての自選創造的な活動に取り組むことができる	社会貢献の必要性を理解できず、社会の一員としての意識も見受けられず、取組態度も悪い
評価項目2	リーダーシップを発揮して、班員と協力し、迅速かつ効率的な作業ができている	班員と協力して作業はできるが、積極性にやや欠けるところがある	班員と協力して作業ができない。イベントに参加しないことが多い（欠席・遅刻が多い）
評価項目3	専門的知識を使って、積極的にコミュニケーションを取りながら説明できる	専門的知識を使って、ある程度はコミュニケーションをとりながら説明できる	門的に知識が不足しており、説明ができないことが多く、コミュニケーションがとれない
評価項目4	自主的、継続的な取り組みが出来ており、レポートは期限までに提出された	継続的な取り組みが出来ており、レポートは期限までに提出された	自己管理ができず、参加時間が30時間中24時間を満たしていない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(04) （自らのアイデアを基に実施計画を立案し，自主的，継続的に実行できる）

本校 (1)-a （豊かな教養と国際感覚を身につけた，視野の広い技術者を養成する。）

本校 (1)-b （協同の精神と責任感を培い，集中力・耐久力を養い，指導者として必要な能力を育成する。）

情報 (4)-c （柔軟で創造的なシステムデザイン能力の養成）

教育方法等

概要:

本科目は、小中学生ならびに地域住民等に対して情報分野の模擬実験やミニ講義を実施することにより、技術者としてのコミュニケーション能力や倫理観を養う。与えられた作業を責任をもって全うでき、チームワークの必要性や適切なコミュニケーションをもって共同作業を進めることができる。また、技術者が社会におっている責任を理解することができる。

授業の進め方・方法:

本校で開催されるオープンキャンパス、その他別途指定するイベントに参加し、外部の方を対象に模擬実験、ミニ講義、案内、受付などを行い、外部の方に対して有効な接し方を学ぶ。

注意点:

休日に行なわれる場合もあるが、授業であるため必ず参加しなければならない。オープンキャンパス等欠席した場合は、補習実習（3高専合同学校説明会など別途指定）を受けなければならない。
成績は、授業態度や授業意欲に応じて評価割合の結果から減点を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング

ICT 利用

遠隔授業対応

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	概要説明	この科目の概要と目標を理解し説明することができる。
		2週	オープンキャンパス概要説明・班編成	オープンキャンパスの概要と班編成における役割を理解できる。
		3週	オープンキャンパスのためのプラン作成	オープンキャンパスまでに行う作業内容とスケジュールを班員毎に立てることができる。
		4週	オープンキャンパス準備１	自分の作業を責任を持って行うことができる。
		5週	オープンキャンパス準備２	各個人が作成した内容を班でまとめることができる。
		6週	オープンキャンパス準備３	オープンキャンパスで公開するオブジェクトを準備することができる。
		7週	第１回オープンキャンパスの準備	協力して会場を設営し，第１回オープンキャンパスでの当日の動きをシミュレーションできる。
		8週	第１回オープンキャンパスの実施当日	第１回オープンキャンパスでの出し物を班員で協力して実施できる。
	2ndQ
		9週	第１回オープンキャンパスの反省	第１回オープンキャンパスの反省を議論し，これをまとめることができる。
		10週	第２回オープンキャンパスの準備	協力して会場を設営し，第２回オープンキャンパスでの当日の動きをシミュレーションできる。
		11週	第２回オープンキャンパスの実施当日	第２回オープンキャンパスでの出し物を班員で協力して実施できる。
		12週	第２回オープンキャンパスの反省	第２回オープンキャンパスの反省を議論し，これをまとめることができる
		13週	第３回オープンキャンパスの準備	協力して会場を設営し，第３回オープンキャンパスでの当日の動きをシミュレーションできる。
		14週	第３回オープンキャンパスの実施当日	第３回オープンキャンパスでの出し物を班員で協力して実施できる。
		15週	第３回オープンキャンパスの反省	第３回オープンキャンパスの反省を議論し，これをまとめることができる
		16週	オープンキャンパスを通しての振返り	３回実施したオープンキャンパスを振り返り班で問題点を議論し，これをまとめることができる。

評価割合

	相互評価	教員評価	報告書	その他（態度含む）減点方式	合計
総合評価割合	30	50	20	0	100
基礎的能力	0	0	0	0	0
専門的能力	0	0	0	0	0
分野横断的能力	30	50	20	0	100