情報理論

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 情報理論
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材
担当教員 北風 裕教

到達目標

(1)デジタル情報が理解できる。
(2)符号理論が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1デジタル情報について理解し、説明ができる。デジタル情報が理解できる。デジタル情報が理解できない。
評価項目2符号理論について理解し、説明ができる。符号理論が理解できる。符号理論が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(03) 説明 閉じる
情報 (4)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報理論は情報工学の全般において,広く応用されかつ実用化されており,その発生や伝達についての体系的な見方を学ぶ.
授業の進め方・方法:
I4教室教室にて講義を行う。理解を助けるために練習問題等を適宜行う。
注意点:
授業中に終始寝ている学生や、スマートフォンなどをいじって授業に参加していない学生は、評価割合で算出した結果から回数に応じて最終的に減点を行うこととする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アナログとデジタル 情報のデジタル表現  
2週 数の符号化 位取り 数の表現
3週 確率論の基礎 場合の数 事象と確率 確率分布 (情報の生い立ち)
4週 情報量 情報量 加法性
5週 エントロピー 情報理論のエントロピー 
6週 ベイズの定理 情報量の関連 定理の応用 (誤解される確率)
7週 通信のモデル 誤りのある通信 情報源のモデル
8週 中間テスト
4thQ
9週 情報の圧縮 符号かと符号 限界 (情報を計る)
10週 線形符号 生成行列とパリティ検査行列 シンドローム (情報を伝える)
11週 巡回符号と畳み込み符号 シフトレジスタによる符号化 畳み込み符号
12週 テキストの符号化 文字の表現 文字符号化方式 文字コード (通信とコミュニケーション)
13週 音の符号化 圧縮技術 波形符号化 分析合成
14週 画像の符号化 表現方法 圧縮処理 (コミュニケーション)
15週 動画の符号化 表現方法 圧縮処理
16週 期末テスト

評価割合

試験レポート相互評価定期課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合602002000100
基礎的能力0000000
専門的能力602002000100
分野横断的能力0000000