プログラミングⅢ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 プログラミングⅢ
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「Javaの手ほどき 学習編」「Javaの手ほどき 演習編」,中島雄洋(著),誠文堂新光社
担当教員 松村 遼

到達目標

(1)JAVA言語を学習し、オブジェクト指向プログラミングの基礎知識を身につける。
(2)実際にコンピュータを使った演習を行うことにより、問題解決のためのプログラミング技術と基礎知識を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1JAVA言語の学習を通して、オブジェクト指向プログラミングの基礎知識を身につけており説明できる。JAVA言語の学習により、オブジェクト指向プログラミングの基礎知識を身につけている。JAVA言語によるオブジェクト指向プログラミングの基礎知識が身についていない。
評価項目2JAVA言語を使用して,問題解決のためのプログラミングができ,独自の応用ができる。JAVA言語を使用して,問題解決のためのプログラミングができる。JAVA言語を使用して問題解決のためのプログラミングができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
クラス教室において講義形式で説明し,情報教育センターにおいてコンピュータを使用して演習を行う。理解を助けるために課題提出を適宜おこなう。
注意点:
他人の課題をコピーして提出した場合は、課題点は0点とする。
C言語の基本をマスターしておくこと。
また、タイピングが遅い場合、演習について来れなくなるためタイピングに不安がある場合はタイピング練習をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(Java言語について) Java言語の特徴について説明できる。
2週 プログラムの作成環境 Eclipseを用いたプログラムの作成ができる。
3週 簡単なオブジェクト指向プログラム クラスとオブジェクトの簡単な概念が説明できる。
4週 文字列の連結と算術演算子 JAVAによる文字列の連結,表示および算術演算ができる。
5週 入力操作(1) JAVAによるキーボード入力ができる。
6週 入力操作(2)と制御文 制御文およびメソッドを用いて入力値を適切に処理できる。
7週 制御文と配列 CとJAVAにおける配列の記述方法の違いが説明できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験解答&解説
10週 文字列処理 JAVA言語において文字列を扱うことができる。
11週 多次元配列 多次元配列を用いた操作ができる。
12週 配列の演習
13週 ArrayListと逐次処理(1) ArrayListについて理解し、配列との違いを説明できる。
14週 ArrayListと逐次処理(2) ArrayListを用いた逐次処理を記述することができる。
15週 ArrayListを用いた演習
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 文字列処理 Stringクラスの様々なメソッドを用いて文字列操作ができる。
2週 クラスとオブジェクト指向プログラミング(1) オブジェクト間のメッセージパッシングについて説明できる。
3週 クラスとオブジェクト指向プログラミング(2) パッケージの必要性、使用方法について説明できる。
4週 クラスとオブジェクト指向プログラミング(3) アクセス修飾子を用いたアクセス制御の必要性が説明できる。
5週 クラスとオブジェクト指向プログラミング(4) クラスフィールドとクラスメソッドについて説明できる。
6週 クラスとオブジェクト指向プログラミング(5) 複数のクラスからなるアプリケーションを実装できる。
7週 継承とポリモーフィズム(1) 継承について説明できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験解答&解説
10週 継承とポリモーフィズム(2) 既存のクラスを再利用してクラスを実装することができる。
11週 継承とポリモーフィズム(3) クラスの抽象化について説明できる。
12週 継承とポリモーフィズム(4) ポリモーフィズムを理解できる。
13週 例外処理 例外処理を実装できる。
14週 ファイル操作 ファイル入出力処理を実装できる。
15週 総合演習
16週 学年末試験

評価割合

試験演習課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000