到達目標
(1)企業活動について説明できる。
(2)生産管理活動について説明できる。
(3)生産管理上の問題に対して、数学的手法を適用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 企業活動全体について理解し、生産管理活動を説明できる。 | 企業活動について理解できる。 | 企業活動について理解できない。 |
評価項目2 | 生産管理活動の内容を詳しく説明できる。 | 生産管理活動の内容を説明できる。 | 生産管理活動について説明できない。 |
評価項目3 | 生産管理上の問題を理解し、適切な数学的手法を選択できる。 | 生産管理上の問題に対して、数学的手法を適用できる。 | 生産管理上の問題に対して、数学的手法を適用できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
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本校 (1)-c
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情報 (4)-a
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教育方法等
概要:
現代企業の生産システムは、FMS、CIM等の自動化が進み、コンピュータの利用が一般的になってきている。この講義では、コンピュータの利用を前提とした生産管理システム全般について講義する
授業の進め方・方法:
テキストを用いて、生産管理システムについて講義する。
注意点:
(変更7/10)前期中間試験をレポートに変更したため、そのレポートにより前期中間試験部分の評価を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生産活動と生産管理 1 |
生産活動についての定義を理解する。
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2週 |
生産活動と生産管理 2 |
企業における生産活動の位置づけと生産管理の目的について理解する。
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3週 |
生産管理の体系 1 |
生産方式の分類について理解する。
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4週 |
生産管理の体系 2 |
見込み生産方式を対象とした生産管理について理解する。
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5週 |
生産管理の体系 3 |
受注生産方式を対象とした生産管理について理解する。
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6週 |
需要予測 1 |
需要予測の目的について理解する。
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7週 |
需要予測 2 |
算術平均法、回帰分析による予測、単純指数平滑法について理解する。
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8週 |
中間テスト |
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2ndQ |
9週 |
生産計画の立案 |
線形計画法を用いた生産計画の立案について理解する。
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10週 |
輸送計画の立案 1 |
線形計画問題の特殊形である輸送型計画問題について理解する。
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11週 |
輸送計画の立案 2 |
ヒッチコックの解法について理解する。
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12週 |
在庫管理 1 |
在庫の機能について理解する。
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13週 |
在庫管理 2 |
在庫の分類について理解する。
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14週 |
在庫管理 3 |
定量発注方式について理解する。
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15週 |
在庫管理 4 |
定期発注方式について理解する。
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16週 |
期末テスト |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
多段階生産在庫問題 1 |
多段階生産・在庫システムについて理解する。
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2週 |
多段階生産在庫問題 2 |
押し出し型・引っ張り型生産支持システムについて理解する。
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3週 |
プロジェクト・スケジューリング 1 |
作業の先行関係とアローダイアグラムについて理解する。
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4週 |
プロジェクト・スケジューリング 2 |
基本的なPERTについて理解する。
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5週 |
プロジェクト・スケジューリング 3 |
作業時間を確率的に取り扱う場合のスケジューリングについて理解する。
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6週 |
ジョブショップ・スケジューリング 1 |
ジョブショップ・スケジューリング問題について理解する。
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7週 |
ジョブショップ・スケジューリング 2 |
2作業ジョブショップスケジューリング問題について理解する。
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8週 |
中間テスト |
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4thQ |
9週 |
生産管理システム |
現代の生産管理システムについて理解する。
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10週 |
MRP |
基本的なMRPシステムについて理解する。
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11週 |
JIT 1 |
基本的なJITシステムについて理解する。
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12週 |
JIT 2 |
JITシステムの問題点について理解する。
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13週 |
SCM 1 |
SCMシステムに基本的な概念を理解する。
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14週 |
SCM 2 |
SCMシステムの問題点について理解する。
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15週 |
循環型生産システム |
リユース・リサイクルシステムについて理解する。
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16週 |
期末テスト |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | 前1,前2,後9,後15 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | 後15 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 前2 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 前2,後11,後12,後13,後14 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 前4,前5,後11,後12,後13,後14 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |