ネットワークアーキテクチャ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 ネットワークアーキテクチャ
科目番号 0072 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 日新出版「要点学習 通信工学」,自作プリント
担当教員

到達目標

アナログ/デジタル通信の基礎となるA/D変換のしくみや,そこで重要となる信号の時間領域と周波数領域の関係について深く理解することを目標とし,
(1)A/D変換や標本化定理に関する問題を解くことができ、また解説できる
(2)信号のフーリエ級数展開,フーリエ変換に関する問題を解くことができ、また解説できる
(3)パルス変調やアナログ/デジタル信号の変調/復調に関する問題を解くことができ、また解説できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1A/D変換や標本化定理に関する問題を解くことができ、また解説できるA/D変換や標本化定理に関する問題を解くことができるA/D変換や標本化定理に関する問題を解くことができない
評価項目2信号のフーリエ級数展開,フーリエ変換に関する問題を解くことができ、また解説できる信号のフーリエ級数展開,フーリエ変換に関する問題を解くことができる信号のフーリエ級数展開,フーリエ変換に関する問題を解くことができない
評価項目3パルス変調やアナログ/デジタル信号の変調/復調に関する問題を解くことができ、また解説できるパルス変調やアナログ/デジタル信号の変調/復調に関する問題を解くことができるパルス変調やアナログ/デジタル信号の変調/復調に関する問題を解くことができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
情報 (4)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
アナログ/デジタル通信の基礎となるA/D変換のしくみや,そこで重要となる信号の時間領域と周波数領域の関係について学ぶ
授業の進め方・方法:
教科書と授業で配布するプリントを中心に授業を実施する
注意点:
授業中はプリントへの書き込みを確実に行い,次の授業までに教科書と合わせて復習しておくこと
レポートは指定の期日までに必ず提出すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 アナログ信号のデジタル化 A/D変換,標本化定理,について説明できる
2週 信号の周波数,時間領域と周波数領域 周波数,角周波数,スペクトルアナライザ,について説明できる
3週 三角関数で表現するフーリエ級数 周期信号,フーリエ級数,フーリエ係数,について説明できる
4週 指数関数で表現するフーリエ級数 オイラーの公式,複素フーリエ係数,について説明できる
5週 フーリエ変換 フーリエ変換,逆フーリエ変換,について説明できる
6週 ゲート関数 ゲート関数,ゲート関数のフーリエ変換,について説明できる
7週 デルタ関数 デルタ関数,デルタ関数のフーリエ変換,について説明できる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 パルス列のフーリエ変換 パルス列,たたみこみ積分,について説明できる
10週 標本化 標本化定理,BPF,LPF,エイリアシング,について説明できる
11週 パルス変調 PAM,PCM,ADPCM,CELP,について説明できる
12週 電波の周波数と名称 電波の周波数と名称,ISMバンド,について説明できる
13週 無線LAN,携帯電話の周波数帯 無線LAN,IEEE802.11,携帯電話の周波数帯,について説明できる
14週 無線LANのセキュリティ アクセスポイント,SSID,認証,暗号化,について説明できる
15週 問題演習 ここまでの授業項目に関する演習問題を解くことができる
16週 前期末試験

評価割合

試験小テスト提出物合計
総合評価割合701020100
基礎的能力0000
専門的能力701020100
分野横断的能力0000