信頼性工学

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 信頼性工学
科目番号 0105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 石原 良晃

到達目標

(1)信頼性工学における用語について理解する。
(2)システムの設計・運用・保守のための基礎知識について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1信頼性工学の用語を正確に理解し、説明できる。信頼性工学の用語を理解できる。信頼性工学の用語を理解できない。
評価項目2システムの設計・運用・保守のための基礎知識について十分に理解し、応用できる。システムの設計・運用・保守のための基礎知識について理解できる。システムの設計・運用・保守のための基礎知識について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
情報 (4)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
信頼性工学における用語の定義およびその適用例を通じて、情報機器の管理やシステムの設計、運用、保守のための基礎知識を習得する。信頼性の創造、分析・評価方法を習得し、システムの設計、運用、保守を行う場合の情報処理技術者としての素養を身に着ける。
授業の進め方・方法:
配布プリントを用いて講義をおこなう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 信頼性とは 信頼性のおこり、信頼性技術、信頼性の定義
2週 故障のパターン  1 人間の死亡率と故障パターン
3週 故障のパターン  2
バスタブ曲線、故障の起こり方と保全
4週 偶発故障と信頼性 故障率と残量の関係
5週 直列システムの信頼性 直列システムの信頼性と信頼性計算
6週 並列システム、直並列システムの信頼性 並列システム、直並列システムの信頼性と信頼性計算
7週 保全とアベイラビリティ 1 フェールセーフ設計とアベイラビリティ
8週 中間テスト
4thQ
9週 保全とアベイラビリティ 2 平均故障間隔(MTBF)と平均故障時間(MTTR)の関係式
10週 信頼性の創造 1 部品点数の影響、階層構造による信頼性の向上
11週 信頼性の創造 2 伝染防止、ポカミス防止による信頼性の向上
12週 信頼性の創造 3 保全性、疲労破壊を考慮に入れた設計
13週 データによる信頼性の判断 1 バスタブ曲線とワイブル分布
14週 データによる信頼性の判断 2 抜取り検査、加速試験
15週 信頼性の評価 FTA、FMEA
16週 期末テスト

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力80200000100