無線システム

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 無線システム
科目番号 0205 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 無線ネットワークシステムのしくみーIoTを支える基盤技術ー,共立出版
担当教員 浅川 貴史

到達目標

現在の通信ネットワーク技術について以下の基礎技術と変遷,応用技術を学習する
(1)無線通信の利用形態と利用方法の変遷について理解できる
(2)無線ネットワークシステムのしくみと変遷について理解できる
(3)無線通信の応用技術について理解できる
(4)IoTネットワークについて理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1無線通信の利用形態と利用方法の変遷について説明できる無線通信の利用形態と利用方法の変遷について理解できる無線通信の利用形態と利用方法の変遷について理解できない
評価項目2無線ネットワークシステムのしくみと変遷について説明できる無線ネットワークシステムのしくみと変遷について理解できる無線ネットワークシステムのしくみと変遷について理解できない
評価項目3無線通信の応用技術について説明できる無線通信の応用技術について理解できる無線通信の応用技術について理解できない
評価項目4IoTネットワークについて説明できるIoTネットワークについて理解できるIoTネットワークについて理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
情報 (4)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在の通信ネットワーク技術は,無線技術とネットワーク技術を融合させ,高度に発展し続けている.本授業では,その基礎技術と変遷,応用技術を理解するとともに,技術的課題や社会的課題に対して対応できる技術力の基礎を身につける.
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進めるが,随時ICTを活用し実際のシステムについて,討論・考察を行う.
注意点:
(1)履修には,これまで学習してきた電気・情報の基礎知識が不可欠であり,シラバスを確認し事前学習を行うこと
(2)レポート等の課題は必ず提出すること
(3)アクティブラーニングによる討論には積極的に参加すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義の概要・進め方,必要となる基礎知識等を理解できる
2週 無線通信1 無線通信の利用形態の変遷について理解できる
3週 無線通信2 将来の無線通信の利用形態について理解できる
4週 無線ネットワーク1 移動通信について理解できる
5週 無線ネットワーク2 無線LANについて理解できる
6週 無線通信3 無線通信の利用拡大に対応する技術について理解できる
7週 前半まとめ 1〜6週の内容について討論し,自分の意見をまとめられる.
8週 中間試験
4thQ
9週 移動通信技術1 モバイルインターネットの基盤技術について理解できる
10週 移動通信技術2 モバイルインターネットの応用技術について理解できる
11週 無線マルチホップネットワーク1 アドホックネットワークの基礎について理解できる
12週 無線マルチホップネットワーク2 アドホックネットワークの応用について理解できる
13週 IoTネットワーク1 IoTネットワークの基礎について理解できる
14週 IoTネットワーク2 IoTネットワークの応用について理解できる
15週 後半まとめ 9〜14週の内容について討論し,自分の意見をまとめられる.
16週 期末試験

評価割合

試験課題態度合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力0000000
専門的能力603010000100
分野横断的能力0000000