到達目標
・摩擦・摩耗現象について理解し、説明することができる。
・潤滑理論について理解し、説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 摩擦・摩耗現象について論理的に説明することができる。 | 摩擦・摩耗現象について理解することができる。 | 摩擦・摩耗現象について理解できない。 |
評価項目2 | 潤滑理論について論理的に説明することができる。 | 潤滑理論について理解することができる。 | 潤滑理論について理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本校 (1)-a
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専攻科 (5)-a
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専攻科 (5)-c
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教育方法等
概要:
船舶などの機関システムを構成する機械類には、様々な接触し合う面が存在する。このような面をどのように設計するかで機器の性能や寿命が決まってくる。この授業では、互いに影響を及ぼしあう二つの表面の間におこる現象について学習し、機関システムの設計・開発に対する応用力を養うことを目指す。
授業の進め方・方法:
授業の前半は、各グループに割り当てたテーマの内容について発表するプレゼンテーション形式とする。授業の後半で、質疑応答および発表課題に対する補足や解説をする。
注意点:
教室に持ってくることのできるノートパソコンがあるとよい。
なくてもよい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
トライボロジーの概要 |
トライボロジーとは何か理解できる。
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2週 |
固体の表面と接触Ⅰ |
固体表面の構造と性質が理解できる。
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3週 |
固体の表面と接触Ⅱ |
ヘルツ接触について説明できる。
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4週 |
摩擦Ⅰ |
摩擦の基本法則が説明できる
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5週 |
摩擦Ⅱ |
摩擦力の発生メカニズムが理解できる。
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6週 |
摩耗 |
摩耗の定義と摩耗形態について説明できる。
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7週 |
潤滑の基礎 |
ストライベック線図による潤滑状態の遷移について理解できる。
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8週 |
流体潤滑Ⅰ |
流体潤滑状態について説明できる。
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4thQ |
9週 |
流体潤滑Ⅱ |
流体動圧効果について説明できる。
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10週 |
流体潤滑Ⅲ |
レイノルズの潤滑理論を理解できる。
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11週 |
流体潤滑Ⅳ |
ジャーナル軸受のオイルウィップについて理解できる。
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12週 |
境界潤滑と混合潤滑Ⅰ |
潤滑油添加剤の役割について理解できる。
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13週 |
境界潤滑と混合潤滑Ⅱ |
境界潤滑と混合潤滑の潤滑状態について説明できる。
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14週 |
最新のトライボロジー技術紹介および最終課題のテーマ決定 |
最新のトライボロジーに関する研究開発について理解する。
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15週 |
課題演習 |
課題の内容について論理的に説明できる。
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16週 |
成果公表 |
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評価割合
| 定期試験(レポート) | 発表課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |