エネルギーシステム学

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 エネルギーシステム学
科目番号 0066 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海洋交通システム学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 山口 康太

到達目標

(1) エネルギー変換の諸法則が理解できる.
(2)発電にメカニズムとそのシステムが理解できる.
(3)超電導技術を理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エクセルギーとアネルギーの概念が理解でき,説明できるエクセルギーとアネルギーの概念が理解できるエクセルギーとアネルギーの概念が理解できない
評価項目2種々の発電のメカニズムとシステムが理解でき,説明できる種々の発電のメカニズムとシステムが理解できる種々の発電のメカニズムとシステムが理解できない
評価項目3超電導技術を理解し,説明できる超電導技術のメカニズムを理解できる超電導技術のメカニズムを理解できない

学科の到達目標項目との関係

専攻科 (5)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
熱力学を土台として、発電所等でのエネルギー変換やそのシステムについて学ぶ。また超電導技術を用いたエネルギー関連のシステムについても講義を行う。
授業の進め方・方法:
講義は配布プリントを中心に実施する.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エネルギ変換の概要 エネルギー変換の原理と種類を理解できる
2週 熱力学の基礎Ⅰ 熱力学の第一、第二法則を理解できる。
3週 熱力学の基礎Ⅱ 各サイクル及びエンタルピ、エントロピについて理解できる。
4週 エクセルギーとアネルギーⅠ エネルギーの分類について理解できる。
5週 エクセルギーとアネルギーⅡ エクセルギーとアネルギーについて理解できる。
6週 各サイクルにおけるエクセルギー評価Ⅰ 火力発電のエクセルギー評価について理解できる。
7週 各サイクルにおけるエクセルギー評価Ⅱ 各発電のエクセルギー評価について理解できる。
8週 発電所におけるエネルギー変換Ⅰ 火力発電のメカニズム及びシステムについて理解できる。
4thQ
9週 発電所におけるエネルギー変換Ⅱ 風力発電のメカニズム及びシステムについて理解できる。
10週 発電所におけるエネルギー変換Ⅲ 潮流発電のメカニズム及びシステムについて理解できる。
11週 発電所におけるエネルギー変換IV 原子力発電のメカニズム及びシステムについて理解できる。
12週 超電導技術とエネルギーⅠ 超電導について概要を理解できる。
13週 超電導技術とエネルギーⅡ 超電導技術について理解できる。
14週 超電導技術とエネルギーⅢ 超電導技術による省エネルギー技術について理解できる。
15週 超電導回転機の冷却システムⅠ 超電導の冷却システムについて理解できる。
16週 超電導回転機の冷却システムⅡ 超電導の冷却システムについて理解できる。

評価割合

試験(レポート)発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000