船体運動学特論

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 船体運動学特論
科目番号 0072 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海洋交通システム学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「操船の理論と実際」、井上欣三著、成山室出版
担当教員 岩崎 寛希

目的・到達目標

大型船の舵やプロペラ、サイドスラスタなどによる船体運動応答を理解し、外力の影響を含めた巡航時や低速時の操縦に生かすことができる。
具体的な内容については、
1)舵に対する旋回や速度応答について理解し、1 M 0の定めた操ま従基準について学ぶ。
2)プロペラ回転数と推力の関係、また船速との関係を理解し、船体抵抗の推定方法、推力と抵抗の釣合関係から推カ特性を見出せる。
3)サイドスラスタやタグの力を理解する。また、それらの本船の船速に応した効異の減衰特性を学ふ。
4)外カ特に風圧力の大きさの推定方法を学び、風圧力の本船操縦に及(ます影当を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1舵に対する本船の旋回応答特性から操縱性指数T Kを割り出し、それら指数の意嶸を理解できる。操縱性指数TーKの意味と操縱性の関係は理解できる。操縱性指数TーKの意味が理解できない。
評価項目2プロペラ推力をプロペラ緒元から推定でき、船体抵抗も理解できる。それらの関係からプロペラの回転数から本船船速を予想できる。プロペラ緒元からプロペラ推力を推定できる。船体抵抗の推定も理解するが、2者の関係から船速か割り出すことが理解しにくい。プロペラ推力、船体抵抗についても理解できていない。
評価項目3船首尾に働くサイドスラスタやタグカを理解し、本船への操縦影響を見積もることができる。また、本船速力が増すにつれ、その影響力が減衰することも理解できる。サイドスラスタやタグカー記里解するが、本船への操縦影響は理解が進まない。スラスタ、タクカも理解できない。また本船への操縦影響も見積もれない。
評価項目4風圧力を見積もることができ、本船への操縦影習も理解できる。風圧力は算出できるが、本船への操縱影当は見積もれない。風圧力そのものが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-c 説明 閉じる
専攻科 (5)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
大型船の巡行時、減速時、港内操船時における操縦性能について理解し、実際の船種ごとのデータをもとに操船現場で役立つ知識やノウハウを習得する。
授業の進め方と授業内容・方法:
講義形式で授業を進めながら、疑問店や難点箇所などは討論を行い、理解を深める。また、評価項目1,2並びに、評価項目3,4のそれぞれの終了時に各自テーマを決めさせ、プレゼンを行わせて理解度合いを評価する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Z試験を用いた操縱性指数T、Kの確定方法ならびに物理な意味① 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
2週 Z試験を用いた操縱性指数T、Kの確定方法ならびに物理な意味② 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
3週 操縦性指数T、 Kに代わるI M 0操縦性基準が作られた意義 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
4週 プロべラ諸元を用いたプロべラ推力の推定法① 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
5週 プロべラ諸元を用いたプロべラ推力の推定法② 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
6週 船体抵抗の推定法とプロペラ推力との釣合 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
7週 評価項目1、2によって定めたテーマによる発表会 プレゼン内容と質疑応答を見ながら項目の理解度を評価する。
8週 サイドスラスタと本船操縱への効果① 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
2ndQ
9週 サイドスラスタと本船操縱への効果② 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
10週 タグによる本船操縦性への効果 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
11週 本船の船速によってのサイドスラスタ、タグカの減衰 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
12週 風圧力の理論と推定方法① 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
13週 風圧力の理論と推定方法② 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
14週 風圧力の本船操縱への影響 討議を含めた講義方式。講義ノートを整理する。
15週 評価項目3、4によって定めたテーマによる発表会 プレゼン内容と質疑応答を見ながら項目の理解度を評価する。
16週 試験の返却 講義内容、試験問題をレビューし理解内容を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度合計その他合計
総合評価割合6040001000200
基礎的能力302000500100
専門的能力302000500100
分野横断的能力0000000