応用数学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用数学特論Ⅰ
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書/ 参考書 初回の授業で挙げる
担当教員 伊東 良純

到達目標

1.複素関数の微分を理解する。
2.コーシーの積分定理を理解する。
3.留数定理を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複素関数の微分を適切に理解する。複素関数の微分を理解する。複素関数の微分を理解出来ない。
評価項目2コーシーの積分定理を適切に理解する。コーシーの積分定理を理解する。コーシーの積分定理を理解出来ない。
評価項目3留数定理を適切に理解する。留数定理を理解する。留数定理を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(03) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
専攻科 (5)-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科で学習した微積分の応用として、複素関数論の基礎を説明する。
授業の進め方・方法:
授業および発表・演習を基本とする。適宜,小テストや課題レポートを課す。
注意点:
授業時間中に演習時間をとるので、積極的に参加すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
複素数と複素平面(1)
複素数の四則演算を理解する。
2週 複素数と複素平面(2) 複素平面を理解する。
3週 複素関数(1) 複素関数の極限を求めることができる。
4週 複素関数(2) 複素関数の微分を求めることができる。
5週 正則関数(1) 複素関数の正則性を理解する。
6週 正則関数(2) コーシー・リーマン方程式を用いて正則性を判定することができる。
7週 線積分(1) 線積分を計算できる。
8週 線積分(2) 線積分の応用問題を解くことができる。
4thQ
9週 コーシーの積分定理(1) コーシーの積分定理を理解する。
10週 コーシーの積分定理(2) コーシーの積分定理を用いて、複素関数の積分を計算できる。
11週 コーシーの積分公式(1) コーシーの積分公式を理解する。
12週 コーシーの積分公式(2) コーシーの積分公式を用いて、複素関数の積分を計算できる。
13週 ローラン展開 ローラン展開を求めることができる。
14週 留数定理(1) 留数定理を理解する。
15週 留数定理(2) 留数定理を実関数の積分に応用できる。
16週 期末試験

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000