到達目標
(1) デジタル回路の基本技術とシステムLSIの基本技術を理解し詳細に説明できる
(2) ファンクションブロックとインターフェースマクロについて理解し詳細に説明できる
(3) クロック関連マクロについて理解し詳細に説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | デジタル回路の基本技術とシステムLSIの基本技術を理解し詳細に説明できる | デジタル回路の基本技術とシステムLSIの基本技術の本質は説明できる | デジタル回路の基本技術とシステムLSIの基本技術を説明できない |
評価項目2 | ファンクションブロックとインターフェースマクロについて理解し詳細に説明できる | ファンクションブロックとインターフェースマクロについて基本を理解し説明できる | ファンクションブロックとインターフェースマクロについて説明できない |
評価項目3 | クロック関連マクロについて理解し詳細に説明できる | クロック関連マクロについて基本を理解し説明できる | クロック関連マクロについて説明できない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
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本校 (1)-a
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専攻科 (5)-b
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教育方法等
概要:
電子回路の集大成ともいうべきシステムLSIには、デジタル回路とアナログ回路、ロジックとメモリ、さらにインターフェース回路など、多種多様な回路が集積化されています。
授業の進め方・方法:
講義では、毎回オリジナルの講義プリントを配ります。重要キーワードがブランクになっており、定期テストの出題範囲かつ自己達成度の確認に使用してください。自学自習として、各週の講義を復習レポートとして都度まとめ、最終回の講義後にレポートとして提出してもらいます。
注意点:
本科での先行履修として、電子機械工学科では電子工学およびデジタル回路を、情報工学科ではデジタル・アナログ集積回路を受講しておくことが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス / デジタル回路とシステムLSI |
システムLSIの応用、内部構造、分類
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2週 |
LSIを支える周辺技術 |
CMOSデバイス、超微細化、配線技術、スケール則、テクノロジーブースター
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3週 |
LSI設計の考え方と手法 |
LSI設計ツール、設計レベル、カスタムLSI、動作レベル設計、システムレベル設計
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4週 |
ファンクションブロックとインターフェースマクロ |
IPマクロの分類と特徴、スタンダードセルの種類と配置技術
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5週 |
クロック関連マクロ(1) |
PLL回路、位相比較回路、チャージポンプ回路、VCO回路、DLL回路、SMD回路
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6週 |
クロック関連マクロ(2) |
シリアルインターフェースマクロ、CDR回路、USBインターフェースマクロ
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7週 |
メモリマクロ(1) |
SRAMマクロ、マルチポートSRAM、連想メモリCAM
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
メモリマクロ(2) |
eDRAMマクロ、リフレッシュ動作、リダンダンシ回路
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10週 |
メモリマクロ(3) |
フラッシュメモリ、FeRAM
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11週 |
統合設計(1) |
システム設計、信号伝送の設計、電源系の設計、電磁放射
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12週 |
設計手法と流れ |
仕様定義、機能設計、機能検証、論理合成、タイミング検証、形式検証、フロアプラン、配置配線、サインオフ検証
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13週 |
LSIの信頼性 |
機能保証、品質保証、信頼性保証、バスタブカーブ、初期故障率、偶発故障率、摩耗故障率
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14週 |
SPICE、HDLによる設計、システムレベル設計 |
高速SPICE、システムアーキテクチャ
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15週 |
総合演習 |
達成度の自己点検
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16週 |
前期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |