到達目標
映像放送に用いられる技術について、
(1)映像信号伝送の仕組みを理解できる。
(2)アナログ映像信号をディジタル化するための電子回路の理論を理解できる。
(3)デジタル放送に用いられる情報処理の理論を理解できる。
(4)フィルタ処理の理論をインパルス応答により説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 映像信号への要求事項と信号規格の理由を説明できる。 | 映像信号への要求事項と信号規格を説明できる。 | 映像信号への要求映像信号への要求事項と信号規格を説明できない。 |
評価項目2 | 映像入力回路、映像処理回路の目的と基礎理論を説明できる。 | 映像入力回路、映像処理回路の基礎理論を説明できる。 | 映像入力回路、映像処理回路の基礎理論を説明できない。 |
評価項目3 | デジタル放送のための信号規格とその目的を説明できる。 | デジタル放送のための信号規格を説明できる。 | デジタル放送のための信号規格を説明できない。 |
評価項目4 | 線形システムを理解して、インパルス応答による畳み込み演算の方法を説明できる。 | インパルス応答による畳み込み演算の方法を説明できる。 | インパルス応答による畳み込み演算の方法を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
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本校 (1)-a
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専攻科 (5)-b
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教育方法等
概要:
社会で用いられている製品の多くはディジタル技術を用いたシステムである。本科目では例として映像処理システムについて解説することにより、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構築されているシステムについて学習する。
授業の進め方・方法:
講義にあわせた2回の試験と、課題の提出または発表により評価する。
注意点:
出席状況も評価に含まれる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
映像信号(1) |
信号伝送のための映像信号への要求事項を理解できる。
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2週 |
映像信号(2) |
映像信号規格について理解できる。
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3週 |
映像入力回路(1) |
信号伝送の終端回路で発生する誤差について理解できる。
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4週 |
映像入力回路(2) |
直流再生回路の原理を理解できる。
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5週 |
映像処理回路(1) |
映像処理のためのA/D変換回路の原理を理解できる。
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6週 |
映像処理回路(2) |
メモリアクセスのためのDMAの目的と原理を理解する。
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7週 |
デジタル衛星放送 |
デジタル衛星放送の規格と仕組みを理解する。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
地上デジタル放送(1) |
地上デジタル放送の規格と仕組みを理解する。
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10週 |
地上デジタル放送(2) |
地上デジタル放送の規格と仕組みを理解する。
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11週 |
映像符号化 |
映像符号化の基礎理論を理解する。
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12週 |
変調(1) |
信号を送信するための様々な変調方式を理解する。
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13週 |
変調(2) |
直交多重変調方式(OFDM)の特徴と仕組みを理解する。
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14週 |
線形システム(1) |
線形システムとインパルス応答による信号表現を理解できる。
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15週 |
線形システム(2) |
インパルス応答を用いて畳み込み演算を行う事ができる。
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 出席 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 20 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |