応用信号処理

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用信号処理
科目番号 0036 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作プリント
担当教員

到達目標

デジタル画像・映像信号処理の技術の中でも汎用的に役立つ基礎知識を身につけ,適切な処理を直感的に設計・選択できる能力を備えることを目標とし,
(1)周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができ,また解説できる
(2)デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができ,また解説できる
(3)数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができ,また解説できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができ,また解説できる周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができる周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができない
評価項目2デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができ,また解説できるデジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができるデジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができない
評価項目3数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができ,また解説できる数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができる数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
専攻科 (5)-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
デジタル画像・映像信号処理の技術の中でも汎用的に役立つ基礎知識を学び,適切な処理を直感的に設計・選択できる能力を身につける
授業の進め方・方法:
授業で配布するプリントを中心に,PCを使って実習形式で授業を実施する.
注意点:
本科の信号処理に関する科目を履修しておくことが望ましい
家庭学習時間を使って,自学自習課題についてレポートを作成し,指定の期日までに必ず提出すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 画像・映像信号処理の基礎 画像・映像信号処理の流れ,応用例,入出力,について説明できる
2週 MATLABの基本操作 MATLABの基本操作,グラフ表示,について説明できる
3週 標本化と量子化 AD変換,標本化,量子化,標本化定理,について説明できる
4週 周波数解析(フーリエ解析) フーリエ解析のバリエーション,について説明できる
5週 周波数解析(DFT) DFT,FFT,窓関数,について説明できる
6週 MATLABによる画像処理 MATLABによる画像の表現,入力,表示,について説明できる
7週 MATLABによる映像処理 MATLABによる映像の入力,表示,について説明できる
8週 問題演習 ここまでの授業項目に関する演習問題を解くことができる
4thQ
9週 画素処理 累乗則変換,ヒストグラム均等化,について説明できる
10週 色空間 RGB空間,YCbCr空間,HSV空間,について説明できる
11週 近傍処理(平滑化処理) 移動平均フィルタ,メディアンフィルタ,について説明できる
12週 近傍処理(先鋭化処理) ラプラシアンフィルタ,高域強調フィルタ,について説明できる
13週 時間方向フィルタ フレーム間平均処理,について説明できる
14週 マルチレート信号処理 ダウンサンプラ,アップサンプラ,について説明できる
15週 問題演習 ここまでの授業項目に関する演習問題を解くことができる
16週 期末試験

評価割合

試験提出物合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000