到達目標
デジタル画像・映像信号処理の技術の中でも汎用的に役立つ基礎知識を身につけ,適切な処理を直感的に設計・選択できる能力を備えることを目標とし,
(1)周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができ,また解説できる
(2)デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができ,また解説できる
(3)数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができ,また解説できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができ,また解説できる | 周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができる | 周波数解析,標本化とその変換に関する問題を解くことができない |
評価項目2 | デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができ,また解説できる | デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができる | デジタル画像の画素処理やフィルタリングに関する問題を解くことができない |
評価項目3 | 数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができ,また解説できる | 数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができる | 数値解析シミュレータのMATLABを利用したプログラミングとシミュレーションができない |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(05)
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本校 (1)-a
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専攻科 (5)-b
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教育方法等
概要:
デジタル画像・映像信号処理の技術の中でも汎用的に役立つ基礎知識を学び,適切な処理を直感的に設計・選択できる能力を身につける
授業の進め方・方法:
授業で配布するプリントを中心に,PCを使って実習形式で授業を実施する.
注意点:
本科の信号処理に関する科目を履修しておくことが望ましい
家庭学習時間を使って,自学自習課題についてレポートを作成し,指定の期日までに必ず提出すること
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
画像・映像信号処理の基礎 |
画像・映像信号処理の流れ,応用例,入出力,について説明できる
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2週 |
MATLABの基本操作 |
MATLABの基本操作,グラフ表示,について説明できる
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3週 |
標本化と量子化 |
AD変換,標本化,量子化,標本化定理,について説明できる
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4週 |
周波数解析(フーリエ解析) |
フーリエ解析のバリエーション,について説明できる
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5週 |
周波数解析(DFT) |
DFT,FFT,窓関数,について説明できる
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6週 |
MATLABによる画像処理 |
MATLABによる画像の表現,入力,表示,について説明できる
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7週 |
MATLABによる映像処理 |
MATLABによる映像の入力,表示,について説明できる
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8週 |
問題演習 |
ここまでの授業項目に関する演習問題を解くことができる
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4thQ |
9週 |
画素処理 |
累乗則変換,ヒストグラム均等化,について説明できる
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10週 |
色空間 |
RGB空間,YCbCr空間,HSV空間,について説明できる
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11週 |
近傍処理(平滑化処理) |
移動平均フィルタ,メディアンフィルタ,について説明できる
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12週 |
近傍処理(先鋭化処理) |
ラプラシアンフィルタ,高域強調フィルタ,について説明できる
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13週 |
近傍処理(勾配フィルタ),2値化 |
Prewittフィルタ,2値化,について説明できる
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14週 |
マルチレート信号処理 |
ダウンサンプラ,エイリアシング,について説明できる
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15週 |
問題演習 |
ここまでの授業項目に関する演習問題を解くことができる
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |