人間感性システム特論

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 人間感性システム特論
科目番号 0038 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「音響学入門」 鈴木陽一・赤木正人・伊藤彰則・佐藤洋・苣木禎史・中村健太郎
担当教員

到達目標

1.音の分析を行うことができる。
2.音を聞き取る仕組みを理解し、モデル化できる。
3.発声器官の仕組みを理解し、モデル化できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑な構造をもつ音の分析を行い、その結果を適切に解釈することができる。簡単な構造の音の分析を行うことが出来き、その結果を適切に解釈することができる。音の分析を行うことができない。
評価項目2音を聞き取る仕組みを理解し、モデル化できる。音を聞き取る仕組みを理解し、説明できる。音を聞き取る仕組みを理解できない。
評価項目3発声器官の仕組みを理解し、モデル化できる。発声器官の仕組みを理解し、説明できる。発声器官の仕組みを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
専攻科 (5)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人間とシステムに関わる分野を学修する。本講義はわれわれが身近に接している音を具体事例として講義をおこなう。
授業の進め方・方法:
授業は座学とグループディスカッションを交互におこなう。
注意点:
最後に自らが音を分析し、成果発表を行うので普段の授業も積極的に参加してもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 音に関する基本 音の基本要素について説明できる
2週 音を聞く仕組み 聴覚生理学について説明できる
3週 音を聞く仕組み 聴覚心理学について説明できる
4週 音の収録と再生 マイクロフォンの仕組みとスピーカーの仕組みを説明できる
5週 音声の発声と認識 音声の発声機構について説明できる
6週 音声の発声と認識 音声認識について説明できる
7週 音楽と音響 楽器が音を出す仕組みについて説明できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 暮らしの中の音 騒音の評価を説明できる
10週 超音波 超音波の発生と検出を説明できる
11週 音の物理 音波の伝播について計算できる
12週 音のディジタル信号処理 フーリエ変換を説明できる
13週 音のディジタル信号処理 ディジタルフィルタの設計ができる
14週 音分析の実践 実際に音を収録、分析を行うことができる。
15週 成果発表 分析した結果について説明することができる。
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000