人間感性システム特論

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 人間感性システム特論
科目番号 0066 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子・情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「ヒューマンエラー」 第3版 小松原 明哲 他教材数冊使用
担当教員 松原 貴史

到達目標

技術者として必要となる, ヒューマンエラー, 及び安全人間工学の知識について
1.ヒューマンエラーの歴史や仕組みを理解し, 説明できる.
2.安全人間工学に関する知識を理解し, 説明できる.
3.ヒューマンエラー、及び安全人間工学の知識を応用できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ヒューマンエラーの歴史や仕組みを理解し, 説明できる.ヒューマンエラーの歴史や仕組みが理解できる.ヒューマンエラーの歴史や仕組みが理解できない.
評価項目2安全人間工学に関する知識を理解し, 説明できる.安全人間工学に関する知識が理解できる.安全人間工学に関する知識が理解できない.
評価項目3ヒューマンエラー、及び安全人間工学の知識を応用できる.ヒューマンエラー、及び安全人間工学の知識の一部を応用できる.ヒューマンエラー、及び安全人間工学の知識が応用できない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(05) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
専攻科 (5)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
人間とシステムに関わる分野として、技術者に必要となるヒューマンエラー, 及び安全人間工学について, 講義を行う.
この科目は企業で衛生管理者、又は安全管理を担当していた教員が、その経験を活かし、技術者として必要となる安全人間工学について、講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
講義に合わせた2回の試験と, 講義中の演習や課題の提出, 発表などを総合して評価する.
注意点:
レポート等提出物は期限までに提出すること(期限を過ぎた場合は減点の対象とする).
出席状況も評価に含まれる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ヒューマンエラーの歴史
ヒューマンエラーの歴史について理解する.
2週 ヒューマンエラーとその対策 ヒューマンエラーの具体的な内容とその対策について理解する.
3週 人間のさまざまな能力(その1) 人間のさまざまな能力について理解する.
4週 人間のさまざまな能力(その2) 人間のさまざまな能力について理解する.
5週 錯誤によるヒューマンエラー 錯誤によるヒューマンエラーについて理解する.
6週 知識, または技量不足によるヒューマンエラー 知識, または技量不足によるヒューマンエラーについて理解する.
7週 失念や違反によるヒューマンエラー 失念や違反によるヒューマンエラーについて理解する.
8週 前期中間試験
4thQ
9週 ヒューマンエラーと安全との関係(その1) ヒューマンエラーと安全との関係について理解する.
10週 ヒューマンエラーと安全との関係(その2) ヒューマンエラーと安全との関係について理解する.
11週 人間工学とは何か(その1) 人間工学について理解する.
12週 人間工学とは何か(その2) 人間工学について理解する.
13週 マニュアルの性格(その1) マニュアルの性格について理解する.
14週 マニュアルの性格(その2) マニュアルの性格について理解する.
15週 事故分析の手法と安全監査 事故分析の手法と安全監査について理解する.
16週 前期末試験

評価割合

試験発表レポート課題合計
総合評価割合6015151000100
基礎的能力0000000
専門的能力6015151000100
分野横断的能力0000000