日本語総合

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語総合
科目番号 1111G01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅠ(阿南高専)/常用漢字ダブルクリア(尚文出版)
担当教員 錦織 浩文

到達目標

1. 情報の収集・整理を行い、構成を工夫して口頭発表できる。
2. 実用的な文章を、目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
3. 古文・漢文の表現を理解し、意味・内容を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベル(可)
到達目標1情報の収集・整理を適切に行い、論理的な構成、適切な表現スキルにより口頭発表できる。情報の収集・整理を適切に行い、論理的な構成により口頭発表できる。情報の収集・整理を行い、構成を工夫して口頭発表できる。
到達目標2実用的な文章を、目的に応じた体裁や語句を適切に用いて即応的に作成できる。実用的な文章を、目的に応じた体裁や語句を適切に用いて作成できる。実用的な文章を、目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
到達目標3古文・漢文の表現を理解し、意味・内容を自分の考えを加えて適切に説明できる。古文・漢文の表現を理解し、意味・内容を適切に説明できる。古文・漢文の表現を理解し、意味・内容を説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学技術に関するものを含む広範囲な日本語を対象に、より高度な理解、柔軟な発想・思考、豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーションや主体的な表現ができることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、文章表現に関する学習・練習を基本とする。また、表現力・理解力を育むために漢字学習を行う。【授業時間60時間】
注意点:
毎時間の冒頭に「読書の時間」を設けるので、各自で本を用意すること(マンガ、雑誌、テキストを除く)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、校歌 シラバスにより、到達目標、評価割合、達成度基準等を理解する。
2週 文書作成(履歴書) 適切な言葉遣い、構成法を用いて履歴書を作成できる。
3週 文書作成(履歴書) 適切な言葉遣い、構成法を用いて履歴書を作成できる。
4週 文書作成(履歴書) 適切な言葉遣い、構成法を用いて履歴書を作成できる。
5週 敬語 尊敬語、謙譲語、丁寧語をもちいて、適切な敬語を使用できる。
6週 敬語 尊敬語、謙譲語、丁寧語をもちいて、適切な敬語を使用できる。
7週 敬語 尊敬語、謙譲語、丁寧語をもちいて、適切な敬語を使用できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 詩歌作成(短歌) 短歌の形式に則り、短歌を作成できる。
10週 詩歌作成(短歌) 短歌の形式に則り、短歌を作成できる。
11週 文書作成(通信文) 通信文の形式に則り、通信文を作成できる。
12週 文書作成(通信文) 通信文の形式に則り、通信文を作成できる。
13週 文書作成(通信文) 通信文の形式に則り、通信文を作成できる。
14週 詩歌作成(俳句) 俳句の形式に則り、俳句を作成できる。
15週 詩歌作成(俳句) 俳句の形式に則り、俳句を作成できる。
16週 答案返却
後期
3rdQ
1週 文章作成(超短文) テーマに沿った効果的な短文を作成できる。
2週 文章作成(超短文) テーマに沿った効果的な短文を作成できる。
3週 古文(物語) 古文(該当部分)の意味・内容を説明できる。
4週 古文(物語) 古文(該当部分)の意味・内容を説明できる。
5週 古文(日記) 古文(該当部分)の意味・内容を説明できる。
6週 古文(日記) 古文(該当部分)の意味・内容を説明できる。
7週 古文(紀行文) 古文(該当部分)意味・内容を説明できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 発表(POPを用いた本の紹介) POPを作成し、本の魅力を発表することができる。
10週 発表(POPを用いた本の紹介) POPを作成し、本の魅力を発表することができる。
11週 発表(POPを用いた本の紹介) POPを作成し、本の魅力を発表することができる。
12週 漢文(漢詩・格言) 漢詩の意味・内容を説明できる。
13週 漢文(漢詩・格言) 格言の意味・内容を説明できる。
14週 漢文(漢詩・格言) 格言の意味・内容を説明できる。
15週 小論文(構成メモ) 小論文作成のための構成メモを作成できる。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。2後9,後10,後11
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。2前8,前9,前10,前14,前15,後1,後2,後8
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。2前9,前10,前14,前15,後1,後2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。2後12,後13
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11,前12,前13
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。2後14,後15
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。2前1,後14,後15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。2後14,後15
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。2後11,後14,後15
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2後11,後14,後15
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。2後14,後15
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2後14,後15

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合7002055100
基礎的能力7002055100
専門的能力000000
分野横断的能力000000