英語コミュニケーション基礎

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語コミュニケーション基礎
科目番号 1111H03 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Wide Angle テキスト/ Wide Angle ワークブック( OXFORD UNIVERSITY PRESS )
担当教員 プロワント クリストファー,小笠原 麻衣子,藤井 浩美

到達目標

1.教科書の各ユニットの音声をディクテーション、シャド―イングできる。
2.各ユニットの重要表現を習得しやり取りできる。また、それを英作文で活用できる。
3.英語で行われる授業に慣れ、躓いても辞書に頼らず推測するスキルを身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1教科書各ユニットの内容が十分理解でき、音声をディクテーションできる。正しい発音でシャドーイングできる。教科書各ユニットの内容が理解で き、音声を半分くらいはディクテ ーションできる。文章を見ながら であれば正しい発音でシャドーイ ングできる。教科書各ユニットの内容がだいた い理解できる。空所補充形式でディクテーションができる。リピーティングであれば音読できる。
到達目標2教科書各ユニットのトピックに関 連する英語表現を用いて活発にや り取りができる。また、80 ワード 程度の作文を正確に書くことがで きる。教科書各ユニットのトピックに関 連する英語表現を用いてやり取り ができる。また、70 ワード程度の 作文を書くことができる。教科書各ユニットのトピックに関 連する英語表現を使っての発話に とどまり、やり取りは十分できな い。また、作文の語数が70ワード に満たない。
到達目標3クラスルームイングリッシュ(授業で教師が使う指示や会話の英語)が完璧に理解できなくても推測する習慣を身につける。また、自分の使える英語表現を存分に使い、相手とネゴシエーション(意思疎通、交渉、議論)する姿勢とスキルを習得する。また授業やグループワークでは会話をリードできる。クラスルームイングリッシュが完 璧に理解できなくても推測する習 慣を身につける。また、自分の使 える英語表現を駆使して、他の生 徒と協力してネゴシエーションす る姿勢とスキルを習得する。クラスルームイングリッシュの理 解が不十分で活動ができない。英 語での意思疎通も困難である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語コミュニケーション基礎では、授業自体を英語で行う。後期のネイディブ教師によるオールイングリッシュの授業に備え、前期はリスニング力を強化していく。ディクテーション(聞いて書き取る)、シャドーイング(復唱)などのボトムアップリスニングで基礎を固め、授業を英語で行うことによりトップダウンリスニング(推測しながら英語を聞く)に慣れる。前期・後期を通じて、旅行、料理、スポーツなどさまざまなトピックを取り上げて英語学習を進めて行く。教科書で扱う新しい英語表現を身につけるとともに、学習や活動の過程で、中学校までの既習英語を積極的に使う機会を設け、教師やクラスメイトととの積極的なやり取りも促して行く。
授業の進め方・方法:
授業は授業計画に沿って進める。教科書のユニットごとにトピックが設定されており、毎週そのトピックについて学習し、翌週に当該ユニットのワークブックで理解度を確認する。毎週授業前に教科書に目を通しておくこと。ONLINE PRACTICE(教科書の最後にあるアクセスコードで登録すると、オンライン学習できます)を利用して予習しておくと、授業内容が理解しやすいだろう。授業は英語で行い、授業中のやり取りも英語で行うが、日本語禁止ではない。クラスメイトと確認し合う、困っている人をサポートする、など協力して理解を深められるような雰囲気を作っておこう。また、授業外でも生きた英語に触れられるよう、参考資料や動画をmanabaにアップする。自分でも興味のあることは、さまざまなメディアを活用して英語で情報収集するなど積極的に英語に触れる機会を作るよう心掛けよう。
注意点:
1.ワークブックへの書き込みチェックのため提出あり 2. 適宜小テストを行う 3. manabaで動画視聴やレポート提出あり

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス授業:シラバス確認・教科書とワークブックの使い方・目標設定 当該授業のシラバスをよく読み、教科書の使い方、授業の進め方、評価方法などを確認。
2週 Unit 1 自己紹介 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
3週 Unit 1 自己紹介 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
4週 Unit 2 物の名前 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
5週 Unit 2 物の名前 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
6週 Unit 3 場所・位置 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
7週 Unit 3 場所・位置 事前学習としてワークブックに取り組み、学習予定のユニットに目を通す
8週 前期・中間試験
2ndQ
9週 前期・中間試験答案返却 中間試験を振り返り、期末試験に向けて、学習計画、目標を設定
10週 Unit 4 人生 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
11週 Unit 4 人生 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
12週 Unit 5 旅行 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
13週 Unit 5 旅行 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
14週 Unit 6 能力・スキル 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
15週 Unit 6 能力・スキル 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
16週 前期・期末試験答案返却
後期
3rdQ
1週 後期スタート ガイダンス授業:シラバス確認・教科書とワークブックの使い方・目標設定 当該授業のシラバスをよく読み、教科書の使い方、授業の進め方、評価方法などを確認。
2週 Unit 7 理由 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
3週 Unit 7 理由 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
4週 Unit 8 歴史 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
5週 Unit 8 歴史 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
6週 Unit 9 楽しみ 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
7週 Unit 9 楽しみ 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
8週 後期・中間試験 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
4thQ
9週 後期・中間試験答案返却 中間試験を振り返り、期末試験に向けて、学習計画、目標を設定
10週 Unit 10 冒険 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
11週 Unit 10 冒険 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
12週 Unit 11 学び 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
13週 Unit 11 学び 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
14週 Unit 12 アクティビティー 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
15週 Unit 12 アクティビティー 事前学習として学習予定ユニットのワークブックに取り組み、教科書に目を通す
16週  後期・期末試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。3

評価割合

中間・定期試験確認テストポートフォリオ(復習課題)合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000