概要:
我々人間は社会の中で生活している関係上、自己実現を果たしながら、なおかつ他者とうまく折り合いをつけてゆく必要があります。自己と他者との間の、共感できる点や異質な点について自分なりに考えるところに「倫理」が生まれます。本講義では、自己と他者との関係について自分で考えるための材料を提供してゆきたいと思います。また、「ものづくり」に関する調査を通して、技術者としての基本的倫理観について考えてもらいたいと思います。
授業の進め方・方法:
基本的に教室での講義ですが、「ものづくり」に関する調査のときは演習室で実施します。
【授業時間60時間】
注意点:
1.成績評価とも関連しますが、講義で述べたことについて定期試験・中間試験で確認する方針なので、「講義をしっかり聴く」ことを心がけてほしいと思います。
2.「ものづくり」に関する調査は、前期・後期にそれぞれ実施します(時期は中間試験前後を予定)。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
「倫理」とは? |
本来の「倫理」について、説明できる。
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2週 |
ギリシアの思想 |
自然哲学者・ソクラテスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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3週 |
ギリシアの思想 |
自然哲学者・ソクラテスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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4週 |
ギリシアの思想 |
自然哲学者・ソクラテスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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5週 |
ギリシアの思想 |
プラトン・アリストテレスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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6週 |
ギリシアの思想 |
プラトン・アリストテレスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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7週 |
ギリシアの思想 |
プラトン・アリストテレスらの倫理観について、その概要を説明できる。
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8週 |
【前期中間試験】 |
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2ndQ |
9週 |
「ものづくり」に関する調査1 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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10週 |
「ものづくり」に関する調査1 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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11週 |
「ものづくり」に関する調査1 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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12週 |
キリスト教 |
ユダヤ教と現代史との関係について、その概要を説明できる。
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13週 |
キリスト教 |
ユダヤ教と現代史との関係について、その概要を説明できる。
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14週 |
キリスト教 |
イエスの倫理観の概要について説明できる。
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15週 |
キリスト教 |
イエスの倫理観の概要について説明できる。
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16週 |
【答案返却時間】 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
イスラム教 |
イスラム文化と現代の関係について、その概要を説明できる。
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2週 |
イスラム教 |
イスラム教の倫理観について、その概要を説明できる。
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3週 |
イスラム教 |
イスラム教の倫理観について、その概要を説明できる。
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4週 |
インドの思想 |
インド人の思想の特徴について、その概要を説明できる。
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5週 |
インドの思想 |
インド人の思想の特徴について、その概要を説明できる。
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6週 |
インドの思想 |
ゴータマの思想について、その概要を説明できる。
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7週 |
インドの思想 |
ゴータマの思想について、その概要を説明できる。
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8週 |
【後期中間試験】 |
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4thQ |
9週 |
「ものづくり」に関する調査2 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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10週 |
「ものづくり」に関する調査2 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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11週 |
「ものづくり」に関する調査2 |
調査を通して、技術者と倫理とについて、自分の考えをまとめて表現できる。
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12週 |
中国の思想 |
儒家の倫理観(孔子の思想を含む)について、その概要を説明できる。
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13週 |
中国の思想 |
儒家の倫理観(孔子の思想を含む)について、その概要を説明できる。
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14週 |
中国の思想 |
道家の思想について、その概要を説明できる。
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15週 |
中国の思想 |
道家の思想について、その概要を説明できる。
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16週 |
【答案返却期間】 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 社会 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、並びにそれらをめぐる地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後10 |
人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3 |
これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにしつつ、より良いキャリア構築を含む生涯にわたる多様な自己形成に関する考え方、他者と共に生きていくことの重要性、及び望ましい社会や世界のあり方について考察できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3 |