| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 |
到達目標1 | 酸化数を正確に決定できる。酸化反応、還元反応を別々に立式し、それらを足し合わせることができる。様々な酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算ができる。 | 酸化数を決定できる。酸化反応、還元反応を別々に立式し、それらを足し合わせることができる。基礎的な酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算ができる。 | 酸化数がおおよそ決定できる。半反応式が与えられれば、全反応式を書ける。酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算が少しはできる。 |
到達目標2 | 様々な電池(ボルタ・ダニエル・鉛蓄電池・燃料電池)の仕組みをすべてそらんじて説明できる。 | ボルタ・ダニエル・鉛蓄電池・燃料電池のうち2・3種の電池の仕組みをそらんじて説明できる。 | 単元の復習をすれば、ボルタ・ダニエル・鉛蓄電池・燃料電池のうち2・3種の電池の仕組みをそらんじて説明できる。 |
到達目標3 | 電気分解により起こる反応を記述できる。また、反応の量的な計算が正確にできる。 | 電気分解により起こる反応を記述できる。電気分解における量的な計算が7割程度できる。 | 選択肢を与えられれば、電気分解により起こる反応をおおよそ正しく選択できる。電気分解における量的な計算が5割程度できる。 |
到達目標4 | 熱化学方程式を立式できる。エネルギー図と連立方程式の両解法を用いて反応熱の計算が正確にできる。 | 熱化学方程式を立式できる。エネルギー図と連立方程式の両解法を使い分けて、反応熱の計算を実行できる。 | 吸熱、発熱反応を区別できる。基礎レベルであれば、エネルギー図から情報を読み取れる。反応熱の計算ができる。 |
到達目標5 | 反応速度の測定結果から反応速度式が記述できる。反応速度と濃度、温度、触媒の関係を説明することができる。アレニウス式を用いて、反応速度定数と活性化エネルギーの関係を説明することができる。 | 反応速度の測定結果から反応速度式が記述できる。反応速度と濃度、温度、触媒の関係を説明することができる。 | 活性化エネルギーを含む反応経路の図を見て、反応の進行状況に関する情報を読み取れる |
到達目標6 | アルカン・アルケン・アルキン・シクロアルカンなど炭化水素の分類・命名ができる。構造異性体・立体異性体の概念を説明できる(分子模型を組みたてられる)。飽和/不飽和炭化水素を用いた反応について、構造式が書ける。官能基を含む有機化合物(アルコール・エーテル・アルデヒド・ケトン・カルボン酸)について、構造式を書ける。 | 単元を軽く復習すれば、アルカン・アルケン・アルキン・シクロアルカンなど炭化水素の分類・命名ができる。構造異性体・立体異性体の概念を説明できる(分子模型を組みたてられる)。飽和/不飽和炭化水素を用いた反応について、構造式が書ける。官能基を含む有機化合物(アルコール・エーテル・アルデヒド・ケトン・カルボン酸)について、構造式を書ける。 | 単元を復習すれば、基本的な炭化水素の命名、記述であればできる。構造式を見て一部の官能基を識別できる。 |