日本語総合

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本語総合
科目番号 1113G01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教養 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅠ・Ⅱ(阿南高専)/常用漢字ダブルクリア(尚文出版)
担当教員 錦織 浩文,井手 久美子

到達目標

1. 他者を尊重した議論を集団として行い、自分の思いや考えを整理し説明できる。
2. 社会生活で使われる漢字・類義語・対義語・故事成語・慣用句の意味や内容を理解し、思考や表現に活用できる。
3. ビジネス敬語の基礎を理解し、使用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベル(可)
到達目標1他者を尊重した議論を集団として行い、自分の思いや考えを適切に整理し、適切な表現スキルにより説明できる。他者を尊重した議論を集団として行い、自分の思いや考えを適切に整理し説明できる。他者を尊重した議論を集団として行い、自分の思いや考えを整理し説明できる。
到達目標2社会生活で使われる漢字・類義語・対義語・故事成語・慣用句の意味や内容を理解し、思考や表現に効果的に活用できる。社会生活で使われる漢字・類義語・対義語・故事成語・慣用句の意味や内容を理解し、思考や表現に適切に活用できる。社会生活で使われる漢字・類義語・対義語・故事成語・慣用句の意味や内容を理解し、思考や表現に活用できる。
到達目標3ビジネス敬語の基礎を理解し、即応的に適切に使用できる。ビジネス敬語の基礎を理解し、適切に使用できる。ビジネス敬語の基礎を理解し、使用できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会生活で使われる日本語の表現を対象として、より高度な理解、柔軟な発想・思考、豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーションや主体的な表現ができることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、表現に関する実践を基本とする。また、敬語をはじめとする言葉の学習や漢字学習により理解・表現の力を培う。
【授業時間30時間】
注意点:
毎時間の冒頭に「読書の時間」を設けるので、各自で本を用意すること(マンガ、雑誌、テキストを除く)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
漢字とかな
シラバスにより、到達目標、評価割合、達成度基準等を理解する。
漢字とかなの成り立ちについて理解し説明できる。
2週 類義語・対義語、故事成語、慣用句 社会生活で使われる類義語・対義語、故事成語、慣用句の意味や内容を説明できる。
3週 短歌 短歌の基礎を理解し作成できる。
4週 ビジネス敬語(慣用表現・クッション言葉) ビジネス敬語の基礎(慣用表現・クッション言葉)を理解し実践できる。
5週 ビジネス敬語(電話対応基礎) ビジネス敬語の基礎(電話対応基礎)を理解し実践できる。
6週 ビジネス敬語(クレーム対応) ビジネス敬語の基礎(クレーム対応)を理解し実践できる。
7週 通信文 通信文の基本を理解し作成できる。
8週 記録(報告書) 報告書の基本を理解し作成できる。
2ndQ
9週 前期中間試験 学習のまとめ
10週 スピーチ① 非言語表現に留意してスピーチできる。
11週 スピーチ② 非言語表現に留意してスピーチできる。
12週 プレゼンテーション① 構成シートを用いて、プレゼンテーションできる。
13週 プレゼンテーション② 構成シートを用いて、プレゼンテーションできる。
14週 プレゼンテーション③ 構成シートを用いて、プレゼンテーションできる。
15週 プレゼンテーション④ 構成シートを用いて、プレゼンテーションできる。
16週 学習のまとめ 学習のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3前10,前11,前12,前13,前14,前15
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前1,前7,前9
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3前2
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3前11,前12,前13,前14,前15
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前7,前9
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前11,前12,前13,前14,前15
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前11,前12,前13,前14,前15
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前10,前11,前12,前13,前14,前15
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前11,前12,前13,前14,前15
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前6,前11,前12,前13,前14,前15
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

中間・期末試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合4505500100
基礎的能力4505500100
専門的能力000000
分野横断的能力000000