英語総合2

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語総合2
科目番号 1195211 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に配布する
担当教員 福井 龍太,谷中 俊裕

到達目標

1. 教材(動画及び英文エッセイ)で用いられている英語の語彙・語法を習得する。
2. 英語動画を視聴し、その概要を正確に聴解できる。
3. 英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解できる。
4. 英語でのプレゼンテーションの形式を理解し作成できる。
5. 英語でのディベートの形式や表現を理解し、ディベートでの発話を作文できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
評価項目1教材で扱われた語彙・語法を教材以外の類似の文脈でも理解できし、自らの英作文や発話に応用できる。教材で扱われた語彙・語法を教材以外の類似の文脈の中で正しく理解できる。教材で扱われた語彙・語法を教材中では正しく理解できる。
評価項目23分程度の英語動画を視聴し、その概要を正確に理解し、要点をまとめることができる。3分程度の英語動画を視聴し、その概要を正確に理解し、英文での質問に英語の短文で答えることができる。3分程度の英語動画を視聴し、その概要を正確に理解し、選択肢のある英語での質問に答えることができる。
評価項目3400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、要点をまとめることができる。400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、英文での質問に英語の短文で答えることができる。400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、選択肢のある英語での質問に答えることができる。
評価項目4聴衆の理解を助ける魅力的な画像を多く含む英語でのプレゼンテーションを作成できる。聴衆の理解を助ける最低限の画像を含む英語でのプレゼンテーションを作成できる。発表台本のノート欄を備えた英語でのプレゼンテーションを作成できる。
評価項目5英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解し、ディベート用の英文を作文でき、口頭でも発話できる。英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解し、ディベート用の英文を作文できる。英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境・健康・科学技術などの題材を取り上げた英語動画を視聴しながら聴解演習し、併せて関連エッセイを読解演習する。その過程でポピュラーサイエンス分野特有の語彙・語法に慣れる。また、これらの語彙や語法も利用しながら、自ら調べた内容も補足して、学習分野に関連した英文のプレゼンテーションを作成する。その際には、ディベートを想定した対立する2つの見方を盛り込み、ディベート形式の思考訓練をする。授業時間30時間、自学自習時間60時間
授業の進め方・方法:
予習では、重要語句をチェックしながら授業で取り扱う教材のリスニングをしておく。復習では、同じように重要語句をチェックしながら関連分野のエッセイを読んでおく。予習復習は自学自習ノートに記入しておく。授業中は、教科書の設問を利用しながら、復習として学習したエッセイの読解演習、予習しておいた新しい章の聴解演習を行い、語法のキーポイントを確認する。ディベートを想定した内容を盛り込んだ英文プレゼンテーションの作成は、グループ学習によって自学自習の一部として行う。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習課題の提出を実施する。
注意点:
1. 英語動画のmp4ファイルを再生できる環境を準備してください。
2 .授業には必ず辞書を持参してください。
3. 予習・復習に必要な語彙のヒントをmanabaに掲載します。プレゼンテーションの提出もmanabaを通して行うので、manabaにアクセスできる環境を準備してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション シラバスの内容を理解する。
2週 論文リーディング①
単語小テスト①
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
3週 論文リーディング②
単語小テスト②
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
4週 論文リーディング③
単語小テスト③
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
5週 英語動画リスニング①
単語小テスト④
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
6週 英語動画リスニング②
単語小テスト⑤
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
7週 これまでの復習と演習問題
これまでの内容に熟達する
8週 前期中間試験(口頭試問)
2ndQ
9週 試験解説
10週 英語動画リスニング③
単語小テスト⑥
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
11週 英語動画リスニング④
単語小テスト⑦
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
12週 英語動画リスニング⑤
単語小テスト⑧
聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
13週 ショートエッセイライティング①
単語小テスト⑨
読解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
14週 ショートエッセイライティング②
単語小テスト⑩
読解問題
語彙・語法の理解と作文への応用
15週 これまでの復習と演習問題
16週 前期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前6,前13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前6,前13
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前6,前13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前6,前13
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前6,前13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前6,前13

評価割合

定期試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合5010002020100
基礎的能力5010002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000