日本語コミュニケーション

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本語コミュニケーション
科目番号 1195502 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅡ(阿南高専)
担当教員 坪井 泰士

到達目標

1. プレゼンテーションスキルを適切に使用できる。
2.ペーシング、一般化、初頭・親近効果を適切に使用できる。
3.パーソナルスペースを適切に使用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベルの目安(可)
到達目標1プレゼンテーションスキルを高度に使用できる。プレゼンテーションスキルを効果的に使用できる。プレゼンテーションスキルを適切に使用できる。
到達目標2ペーシング、一般化、初頭・親近効果を高度に使用できる。ペーシング、一般化、初頭・親近効果を効果的に使用できる。ペーシング、一般化、初頭・親近効果を適切に使用できる。
到達目標3パーソナルスペースを高度に使用できる。パーソナルスペースを効果的に使用できる。パーソナルスペースを適切に使用できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会での具体的な状況を想定したコミュニケーションスキルについて理解を深め、同スキルを向上させることを目的とする。
授業の進め方・方法:
LMSにより、事前・事後学修としてレポート(オンラインを含む、各回4時間相当)を課す。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
LMSの活用環境を整備しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
プレゼンテーションスキルの確認①:計測
シラバスにより到達目標、評価方法・割合、達成基準等を理解する。
TVニュース等における複数のプレゼンテーションスキルを計測できる。
2週 プレゼンテーションスキルの確認②:計測 TVニュース等における複数のプレゼンテーションスキルを計測できる。
3週 プレゼンテーションスキルの確認③:効果の説明 TVニュース等における複数のプレゼンテーションスキルの計測をふまえ、その差違(効果)について説明できる。
4週 プレゼンテーションスキルの確認④:効果について討論 TVニュース等における複数のプレゼンテーションスキルの差違(効果)について、具体的に討論できる。
5週 プレゼンテーションスキルの向上①:スキルアップ 前講討論をふまえてスキルアップ(プレゼンテーションの実践)できる。
6週 プレゼンテーションスキルの向上②:スキルの自己・相互評価と整理 自身のプレゼンーテションを計測して自己評価する。
プレゼンテーションについて相互に評価し、さらなる向上に向けてスキルを整理できる。
7週 プレゼンテーションスキルの向上③:実践の工夫 優れたプレゼンターにインタビューし、プレゼンテーションの工夫についてまとめられる。
8週 プレゼンテーションスキルの向上④:実践・説明、口頭試問 これまでの学習成果を実践により明示して説明し、教員による口頭試問に適切に答えられる。
2ndQ
9週 ペーシング、一般化、初頭・親近効果①:理解 ペーシング、一般化、初頭・親近効果について説明できる。
10週 ペーシング、一般化、初頭・親近効果②:実践 ペーシング、一般化、初頭・親近効果を実践できる。
11週 ペーシング、一般化、初頭・親近効果③:実践 ペーシング、一般化、初頭・親近効果を実践できる。
12週 パーソナルスペース①:理解、計測 パーソナルスペースについて理解し、それを計測できる。
13週 パーソナルスペース②:比較、討論 関係性やシチュエーションによるパーソナルスペースの差違について討論できる。
14週 パーソナルスペース③:実践 名刺交換、meeting、会食などの具体的なパーソナルスペースについて実践できる。
15週 パーソナルスペース④:実践 名刺交換、meeting、会食などの具体的なパーソナルスペースについて実践できる。
16週 答案返却 学習のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前1,前2,前6,前7,前10,前16
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前3,前4,前6,前8,前9,前16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前1,前2,前8,前16
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前1,前2,前3,前8,前9,前16
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前3,前4,前5,前8,前9,前14,前15,前16
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前3,前5,前8,前9,前14,前15,前16
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前4,前6,前13,前16
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前4,前6,前13,前16
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

中間・期末試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合20060200100
基礎的能力1003010050
専門的能力000000
分野横断的能力1003010050