英語総合2

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語総合2
科目番号 0043 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 AFP World Focus―Environment, Health, and Technology―, Makoto SHISHIDO, Seibido
担当教員 谷中 俊裕,林田 栄治

到達目標

1. 教材(DVD及び英文エッセイ)で用いられている英語の語彙・語法を習得する。
2. 英語DVDを視聴し、その概要を正確に理解できる。
3. 英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解できる。
4. 英語でのプレゼンテーションの形式を理解し作成できる。
5. 英語でのディベートの形式や表現を理解し、ディベートでの発話を作文できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
評価項目1教材で扱われた語彙・語法を教材以外の類似の文脈でも理解できし、自らの英作文や発話に応用できる。教材で扱われた語彙・語法を教材以外の類似の文脈の中で正しく理解できる。教材で扱われた語彙・語法を教材中では正しく理解できる。
評価項目25分程度の英語DVDを視聴し、その概要を正確に理解し、要点をまとめることができる。5分程度の英語DVDを視聴し、その概要を正確に理解し、英文での質問に英語の短文で答えることができる。5分程度の英語DVDを視聴し、その概要を正確に理解し、選択肢のある英語での質問に答えることができる。
評価項目3400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、要点をまとめることができる。400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、英文での質問に英語の短文で答えることができる。400語程度の英文エッセイを読んで、その概要を正確に理解し、選択肢のある英語での質問に答えることができる。
評価項目4発表台本のノート欄を備え、聴衆の理解を助ける魅力的な画像を多く含む英語でのプレゼンテーションを作成できる。発表台本のノート欄を備え、聴衆の理解を助ける最低限の画像を含む英語でのプレゼンテーションを作成できる。発表台本のノート欄を備えた英語でのプレゼンテーションを作成できる。
評価項目5英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解し、ディベート用の英文を作文でき、口頭でも発話できる。英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解し、ディベート用の英文を作文できる。英語でのディベートの構成やディベート特有の表現を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境・健康・科学技術などの題材を取り上げた英語DVDを視聴しながら聴解演習し、併せて関連エッセイを読解演習する。その過程でポピュラーサイエンス分野特有の語彙・語法に慣れる。また、これらの語彙や語法も利用しながら、自ら調べた内容も補足して、学習分野に関連した英文のプレゼンテーションを作成する。その際には、ディベートを想定した対立する2つの見方を盛り込み、ディベート形式の思考訓練をする。授業時間30時間、自学自習時間60時間
授業の進め方・方法:
予習では、重要語句をチェックしながらDVDを視聴しておく。復習では、同じように重要語句をチェックしながら関連分野のエッセイを読んでおく。予習復習は自学自習ノートに記入しておく。授業中は、教科書の設問を利用しながら、復習として学習したエッセイの読解演習、予習しておいた新しい章の聴解演習を行い、語法のキーポイントを確認する。ディベートを想定した内容を盛り込んだ英文プレゼンテーションの作成は、グループ学習によって自学自習の一部として行う。
注意点:
1. 教科書付録のDVDを視聴できる環境を準備してください。
2 .授業には必ず辞書を持参してください。
3.【重要】自学自習用にノートを1冊用意してください。ルーズリーフ及びリングノートは認めません。
4. 予習・復習に必要な語彙のヒントをmanabaに掲載します。プレゼンテーションの提出もmanabaを通して行うので、manabaにアクセスできる環境を準備してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション シラバスの内容を理解する。
2週 L1 Global Warming and Climate Change L1 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
3週 L1 Global Warming and Climate Change
L2 Diet and Health for Long Lives
L1 読解演習 L2 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
4週 L2 Diet and Health for Long Lives
L3 Self-Driving for the Future
L2 読解演習 L3 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
5週 L3 Self-Driving for the Future
L5 3D Printers for Creating Body Parts
L3 読解演習 L5 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
6週 L5 3D Printers for Creating Body Parts
英文プレゼンテーションについて
L5 読解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
英文プレゼン作成のポイント理解
7週 L1, 2, 3, 5復習 語彙力テスト L1, 2, 3, 5の語彙・語法の確認
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験反省
L8 Practical Uses of Drones
L8 読解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
10週 L8 Practical Uses of Drones
L9 Garbage Problems
L8 読解演習 L9 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
11週 L9 Garbage Problems
L11 Virtual Reality for Therapy and Treatment
L9 読解演習 L11 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
12週 L11 Virtual Reality for Therapy and Treatment
L13 Health Check
L11 読解演習 L13 聴解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
13週 L13 Health Check
英語でのディベートについて
L13 読解演習
語彙・語法の理解と作文への応用
英語でのディベートのポイント理解
14週 L8, 9, 11, 13復習 語彙力テスト L8, 9, 11, 13の語彙・語法の確認
15週 前期末試験
16週 前期末試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前6,前13
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前6,前13
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前6,前13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前6,前13
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前6,前13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前6,前13

評価割合

定期試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合5020002010100
基礎的能力5020002010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000