到達目標
1.分子軌道から共有結合を説明できる。
2.熱化学方程式から、ヘスの法則を用いて反応熱を計算することができる。
3.基本的な有機化合物の性質を、官能基の特性から説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 分子軌道から共有結合を理解し、配位結合など基礎的な用語を説明できる。 | 分子軌道から共有結合を理解し、説明できる。 | 分子軌道と共有結合の関連性を説明できない。 |
到達目標2 | 熱化学方程式から反応式を計算でき、活性化エネルギーや結合エネルギーを説明できる。 | 熱化学方程式から反応熱を計算することができる。 | 反応熱を計算することができない。 |
到達目標3 | 基本的な有機化合物の性質と反応性の違いを、官能基の特性から説明できる。 | 基本的な有機化合物の性質を、官能基の特性から説明できる。 | 有機化合物の性質と官能基の特性の関連性を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学とは物質の変化の裏にある基本的な原理・法則を、実験や理論を通して追求していく学問である。それらの成果は様々な工業製品を通じて現在の物質文明を支えている。本講義は化学に関する基礎的な学習をふまえ、技術者として必要な化学的概念を理解することを目的としている。
授業の進め方・方法:
注意点:
1,2年生で学習した化学の内容を必ず復習し、本講義を受講してください。自学自習の課題は全部で15回出しますが、必ず自分で解決してください。課題には1,2年生の化学の範囲も含めます。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
原子の構造 |
(1)原子を構造する粒子を理解sk質量数を決定できる。 (2)電気軌道を用いて電子配置を記述できる。
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2週 |
原子の構造 |
(1)原子を構造する粒子を理解sk質量数を決定できる。 (2)電気軌道を用いて電子配置を記述できる。
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3週 |
化学結合 |
(1)分子軌道の考えに基づき、溶融結合を説明できる。
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4週 |
化学結合 |
(1)分子軌道の考えに基づき、溶融結合を説明できる。
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5週 |
化学結合 |
(1)分子軌道の考えに基づき、溶融結合を説明できる。
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6週 |
化学反応 |
(1)係数を考慮して化学反応式を立式できる。 (2)熱化学方程式から反応熱を計算することができる。 (3)化学平衡、平衡状態を説明できる。
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7週 |
化学反応 |
(1)係数を考慮して化学反応式を立式できる。 (2)熱化学方程式から反応熱を計算することができる。 (3)化学平衡、平衡状態を説明できる。
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8週 |
化学反応 |
(1)係数を考慮して化学反応式を立式できる。 (2)熱化学方程式から反応熱を計算することができる。 (3)化学平衡、平衡状態を説明できる。
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4thQ |
9週 |
中間試験
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10週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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11週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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12週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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13週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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14週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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15週 |
官能基と化合物 |
(1)基本的な有機化合物(炭化水素、脂肪族化合物、芳香族化合物など)の性質を官能基の特性から類推、説明できる。
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16週 |
期末試験及び返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 |