機械工作実習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成24年度 (2012年度)
授業科目 機械工作実習
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 必要に応じて資料を配布する。/機会実習指導書(阿南高専機械工学科)
担当教員 川畑 成之

到達目標

1.旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
2.フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
3.アーク溶接およびガス切断の基礎的な方法を理解し、これらを用いた作業を実施できる。
4.手工具等の基礎的な使用方法を理解し、これらを用いた簡単な機械部品の製作を実施できる。
5.レーザ加工機の基礎的な操作方法を理解し、これを用いた板金加工が実施できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1旋盤の基礎的な操作方法や原理を理解し、旋盤加工を実施できる。旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。旋盤の基礎的な操作方法や、旋盤加工の実施について理解できていない。
評価項目2フライス盤の基礎的な操作方法や原理を理解し、フライス盤加工を実施できる。フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。フライス盤の基礎的な操作方法や、フライス盤加工について理解できていない。
評価項目3アーク溶接およびガス切断の基礎的な方法や原理を理解し、これらを用いた作業を実施できる。アーク溶接およびガス切断の基礎的な方法を理解し、これらを用いた作業を実施できる。アーク溶接およびガス切断の基礎的な方法や、これらを用いた作業について理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 各種機械部品を製作するための汎用工作機械である旋盤、フライス盤の操作に関する技能や知識、さらに数値制御によって精密かつ特殊な加工が行えるレーザ加工機の操作に関する技能や知識、または溶接、手仕上げ作業に関する基礎的な技能や知識を実習を通して修得する。さらに、与えられた課題を達成する工作物の製作を通し、想像力の育成を目指す。また、実習終了後には報告書を作成し提出することで、的確に情報を伝達する能力を養う。
授業の進め方・方法:
注意点:
 上記以外の到達目標は、作業に対する心構え(安全第一)や報告書の書き方を修得すること、さらに様々な測定器具の正しい使用方法を理解し基本的な測定を実施できること、以上2点である。実習では必ず作業着を着用し安全に十分に注意すること。加工学の教科書等を予習しておき、実習を通して技能を具体的に理解し体得できるよう心がけること。与えられた課題のみに満足することなく、現象もよく観察してものづくりにおける工学的センスを培うよう努力すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 作業に対する心構えや安全第一の考え方、報告書の書き方を説明できる。
2週 旋盤 旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
3週 旋盤 旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
4週 旋盤 旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
5週 旋盤 旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
6週 旋盤 旋盤の基礎的な操作方法を理解し、旋盤加工を実施できる。
7週 フライス盤 フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
8週 フライス盤 フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
2ndQ
9週 フライス盤 フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
10週 フライス盤 フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
11週 フライス盤 フライス盤の基礎的な操作方法を理解し、フライス盤加工を実施できる。
12週 溶接 アーク溶接およびガス切断の基礎的方法を理解し、これらの作業を実施できる。
13週 溶接 アーク溶接およびガス切断の基礎的方法を理解し、これらの作業を実施できる。
14週 溶接 アーク溶接およびガス切断の基礎的方法を理解し、これらの作業を実施できる。
15週 溶接 アーク溶接およびガス切断の基礎的方法を理解し、これらの作業を実施できる。
16週
後期
3rdQ
1週 溶接 アーク溶接およびガス切断の基礎的方法を理解し、これらの作業を実施できる。
2週 手仕上げ 手工具等の基礎的使用方法を理解し、簡単な機械部品の製作を実施できる。
3週 手仕上げ 手工具等の基礎的使用方法を理解し、簡単な機械部品の製作を実施できる。
4週 手仕上げ 手工具等の基礎的使用方法を理解し、簡単な機械部品の製作を実施できる。
5週 手仕上げ 手工具等の基礎的使用方法を理解し、簡単な機械部品の製作を実施できる。
6週 手仕上げ 手工具等の基礎的使用方法を理解し、簡単な機械部品の製作を実施できる。
7週 板金加工 レーザ加工機の基礎的操作方法を理解し、板金加工が実施できる。
8週 板金加工 レーザ加工機の基礎的操作方法を理解し、板金加工が実施できる。
4thQ
9週 板金加工 レーザ加工機の基礎的操作方法を理解し、板金加工が実施できる。
10週 板金加工 レーザ加工機の基礎的操作方法を理解し、板金加工が実施できる。
11週 板金加工 レーザ加工機の基礎的操作方法を理解し、板金加工が実施できる。
12週 創造製作 与えられた課題を達成する創造的な製作が実施できる。
13週 創造製作 与えられた課題を達成する創造的な製作が実施できる。
14週 創造製作 与えられた課題を達成する創造的な製作が実施できる。
15週 創造製作 与えられた課題を達成する創造的な製作が実施できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00007030100
基礎的能力000003030
専門的能力000070070
分野横断的能力0000000