応用物理1

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成24年度 (2012年度)
授業科目 応用物理1
科目番号 0013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 物理(数研)/リードα(数研)
担当教員 平山 基

到達目標

1.波の基本原理を説明でき、波長や振動数などの基本料を用いて波を記述できる。
2.音や光の諸性質を説明でき、波の振る舞いに関する基本的な計算ができる。
3.電機に関する基礎的な現象をあげることができ、クーロンの法則や電場、電位などの基本的概念を運用できる。
4.電流が磁場を生み出すことを説明でき、簡単な場合についての磁場の強さを計算できる。
5.微分積分を用いて力学の基本的な扱いができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1波の基本原理を説明でき、波長や振動数などの基本料を用いて波を記述できる。波の基本性質を説明することができ、波の速さや振動数を計算できる。波の基本性質をあげることができず、波の速さや振動数を計算できない。
評価項目2波や光の諸性質を説明でき、波に関する基本法則を応用問題に運用できる。音や光の諸性質を知り、波の振る舞いに関する基本的な計算ができる。音や光の諸性質をあげることができず、波の振る舞いに関する基本的な計算ができない。
評価項目3クーロンの法則や電場、電位などの基本的概念を、応用問題の解決に利用できる。電機に関する基礎的な現象を説明でき、クーロンの法則や電場、電位などの基本的概念を運用できる。電機に関する基礎的な現象をあげることができず、電機に関する基礎的な現象をあげることができ、クーロンの法則や電場、電位などの基本的概念を運用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 物理学は自然現象の探求を目的として発展した学問であるが、その成果は現代科学技術の基礎としてあらゆる分野に使われている。本講義では、物理学の学習を通じて自然現象を系統的・論理的に考えていく力を養い、広く自然の諸現象を科学的に解明するための物理的な見方、考え方を身に付ける。3年では、波動について学んだ後、電磁気学の基本を学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
 授業は、小テスト(前回の復習)、講義による説明(新しく学ぶ内容)、問題演習(学んだ内容の確認)で構成します。毎回の授業には予習復習をして臨んでください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 波の性質 波に関する基本的原理を説明でき、速さや振動数を用いて波を正弦波として表すことができる。
2週 波の性質 波に関する基本的原理を説明でき、速さや振動数を用いて波を正弦波として表すことができる。
3週 波の性質 波に関する基本的原理を説明でき、速さや振動数を用いて波を正弦波として表すことができる。
4週 音と光 音や光の波としての諸性質を説明でき、干渉や回折に関する計算ができる。
5週 音と光 音や光の波としての諸性質を説明でき、干渉や回折に関する計算ができる。
6週 音と光 音や光の波としての諸性質を説明でき、干渉や回折に関する計算ができる。
7週 音と光 音や光の波としての諸性質を説明でき、干渉や回折に関する計算ができる。
8週 静電気力 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
2ndQ
9週 静電気力 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
10週 電場と電位 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
11週 電場と電位 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
12週 コンデンサー 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
13週 電流 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
14週 電流 電気に関する基礎的な現象をあげることができ、電場や電位などの基本概念を運用することで基本的な回路の問題に応用できる。
15週 磁場 電流が磁場を生み出すことを説明でき、電流の周りの磁場を計算できる。
16週
後期
3rdQ
1週 磁場 電流が磁場を生み出すことを説明でき、電流の周りの磁場を計算できる。
2週 電流の作る磁場 電流が磁場から力を受けることを説明でき、それを電子の受けるローレンツ力に基づいて説明できる。
3週 電流の作る磁場 電流が磁場から力を受けることを説明でき、それを電子の受けるローレンツ力に基づいて説明できる。
4週 電流が磁場から受ける力 電流が磁場から力を受けることを説明でき、それを電子の受けるローレンツ力に基づいて説明できる。
5週 電流が磁場から受ける力 電流が磁場から力を受けることを説明でき、それを電子の受けるローレンツ力に基づいて説明できる。
6週 ローレンツ力 電流が磁場から力を受けることを説明でき、それを電子の受けるローレンツ力に基づいて説明できる。
7週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
8週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
4thQ
9週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
10週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
11週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
12週 微分積分を用いた力学 力学に現れる物理量を微分や積分を用いて扱うことができる。また法則を微分方程式の形で表すことができ、初期条件を考慮して解を求めることができる。
13週 学習到達度試験
14週 定期試験および返却
15週 定期試験および返却
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500002030100
基礎的能力30000102565
専門的能力100005520
分野横断的能力100005015