熱工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 熱工学
科目番号 0044 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「伝熱工学」 田坂英紀 森北出版/「熱エネルギー・環境保全の工学」 コロナ社
担当教員 西岡 守

到達目標

1.熱伝導、熱伝達、熱放射における伝熱量を算出できる。
2.燃焼について、燃焼温度、反応熱、必要酸素量を算出できる。
3.熱エネルギーの利用方法について多面的に考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1熱伝導、熱伝達、熱放射における伝熱形式を理解し、電熱量を算出できる。熱伝導、熱伝達、熱放射における伝熱形式を理解できる。熱伝導、熱伝達、熱放射における伝熱形式を理解できない。
評価項目2燃焼について理解し、燃焼温度、反応熱、必要酸素量を算出できる。燃焼について理解し、燃焼温度、反応熱、必要酸素量について説明できる。燃焼について理解し、燃焼温度、反応熱、必要酸素量について説明できない。
評価項目3熱エネルギーの有効利用方法について多面的に考えることができる。熱エネルギーの有効利用方法について理解、説明できる。熱エネルギーの有効利用方法について理解、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
熱エネルギー減とその変換および地球環境保全について解説する。特に、熱の移動速度の問題を取り上げ伝熱の形式を詳しく説明し、燃焼についても基本的な知識を身に付け、熱エネルギーの有効利用法としてのシステムを理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
自然界における熱現象から日常生活に至るまで熱は利用されているが、それらの中で熱がどのように位置づけられるかを理解してほしい。また、熱エネルギーと資源、環境の密接な関連についてで実際に生じる問題を取り上げる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.各種伝熱形式における熱移動 熱伝導、熱伝達、熱放射を説明できる。
2週 1.各種伝熱形式における熱移動 熱伝導、熱伝達、熱放射を説明できる。
3週 1.各種伝熱形式における熱移動 熱流束、伝熱量の計算ができる。
4週 1.各種伝熱形式における熱移動 熱流束、伝熱量の計算ができる。
5週 1.各種伝熱形式における熱移動 熱流束、伝熱量の計算ができる。
6週 2.燃焼について 燃焼に必要な空気量を計算できる。
7週 2.燃焼について 燃焼温度、生成熱の算出ができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 3.熱エネルギーと資源 石油・石炭によるエネルギーの現状を説明できる。
天然ガス・その他によるエネルギーの現状を説明できる。
10週 4.従来型熱エネルギーシステム 再生可能エネルギーを説明できる。
11週 4.従来型熱エネルギーシステム クリーンコールエネルギーを説明できる。
12週 5.将来型熱エネルギーシステム エネルギーをめぐる諸問題を理解し、対応策を提案できる。
13週 5.将来型熱エネルギーシステム 熱エネルギー資源の特性を説明できる。
14週 6.熱エネルギーに関する発表会 熱エネルギーに関するプレゼンテーション形式による発表・討論ができる。
15週 6.熱エネルギーに関する発表会 熱エネルギーに関するプレゼンテーション形式による発表・討論ができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000