| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 材料を高機能化するためには、囲う方法におけるイノベーションが重要であることを理解する。 | 物質を加工することで材料が得られることを理解でき、材料開発の流れを説明できる。 | 物質と材料の違いが分からない。材料工学の目的がわからない。 |
評価項目2 | セラミックス材料の機能化方法とその原理について、結晶構造制御の観点から説明・提案できる。 | ポーリングの法則によりイオン結晶の性質を理解し、材料開発にどのように生かされているか説明できる。 | 結晶の基本的な種類と構造、それによる性質について説明できない。 |
評価項目3 | セラミックス材料の特徴を用いて、既存デバイスを改良し、環境問題も解決できることを理解する。 | 次世代のエネルギーデバイスにおけるセラミックス材料の役割とエネルギー問題の解決策を説明できる。 | 我々が直面している社会問題を理解していない。問題解決における材料工学の役割がわからない。 |
評価項目4 | 様々な材料の特長と、物質の性質を最大に引き出す加工法について具体的に説明・提案できる。 | 物質の組成・構造・形態により物性がどのように変化し、材料開発にどう生かされているかを説明できる。 | セラミックス材料・金属材料・有機材料・ナノ材料・バルク材料の違いと特長について説明できない。 |
評価項目5 | 新しい機能性材料の開発方法について提案できるとともに、その原理・根拠について説明できる。 | 様々な社会問題を解決する方法と、それを実現するための材料開発について提案できる。 | 新しい機能を持つ材料や、それを開発するための新しい方法について、何も言及できない。 |