回路技術実習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 回路技術実習
科目番号 0005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 配布するテキス卜を使用する。/わかりやすい電気基礎(コロナ社)
担当教員 安野 恵実子

到達目標

1.電気・電子回路を構成する様々な素子の基本特性を説明できる。
2.テスター、オシロスコープ等の使用方法を習得し、測定において利用できる。
3.実験結果を取りまとめて、レポートを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々な素子の基本特性について説明することができ、応用回路の動作を説明できる。様々な素子の基本特性について説明することができる。様々な素子の基本特性について説明することができない。
評価項目2テスタ、オシロスコープの適切な設定を自ら行うことができ、実際の測定に使用できる。テスタ、オシロスコープの使用方法を理解し、実際の測定に使用できる。テスタ、オシロスコープを使用できない。
評価項目3実験結果を取りまとめて、レポートとして記述し、結果を考察することができる。実験結果を取りまとめて、レポートとして記述することができる。実験結果を取りまとめて、レポートとして記述することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気・電子回路を構成する基本的な素子や回路の特性測定を実際に体験することで、測定装置の使用方法の習得および「もの作り」に必要となる電気•電子回路に関する理解を深めることを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
実習時には結果を書き留めておく ノート等の筆記用具および関数電卓、テスター等を必ず持参してください。また、実習科目(必修科目)であるため実際に体験することが重要ですので休まないようにしてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 回路製作実習 テスタおよび半田ごてを安全に使用できる。
2週 回路製作実習 テスタおよび半田ごてを安全に使用できる。
3週 回路製作実習 実習用回路の製作と動作確認を行うことができる。
4週 回路製作実習 実習用回路の製作と動作確認を行うことができる。
5週 合成抵抗の測定 テスタを用いて合成抵抗を測定できる。
6週 ディジタル回路 基本論理回路について理解し、ロジックI Cの特性を測定できる。
7週 ダイオ一ド ダイオードの特性を理解し、応用回路の動作を確認できる。
8週 トランジスタ トランジスタの特性を理解し、応用回路の動作を確認できる。
4thQ
9週 トランジスタ トランジスタの特性を理解し、応用回路の動作を確認できる。
10週 7セグメントLED 7セグメントLEDの点灯を制御できる。
11週 オシロスコープの使用方法 オシロスコープの使用方法を理解し、各種信号を計測できる。
12週 プルアップとプルダウン プルアップ、プルダウン回路について理解し、その動作を確認できる。
13週 チャタリング除去 チャタリング除去回路の動作を確認できる。
14週 フリップフロップ フリップフロップ回路の特性を測定でき、応用回路の動作を確認できる。
15週 RC回路の特性測定 RC回路の特性を測定できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00008020100
基礎的能力000020020
専門的能力0000602080
分野横断的能力0000000