回路技術

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成24年度 (2012年度)
授業科目 回路技術
科目番号 0036 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 わかりやすい電子回路(コロナ社)/備考欄参照
担当教員 福見 淳二

到達目標

1.カウンタ、シフト回路などの基本的なディジタル回路が設計できる。
2.トランジスタを用いた様々な増幅回路の構成および動作を説明できる。
3.オペアンプの動作原理とその特徴が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フリップフロップを用いた応用回路を設計することができる。カウンタ回路やシフト回路など基本的な回路を設計することができる。カウンタ回路やシフト回路など基本的な回路を設計することができない。
評価項目2トランジスタを用いた各種増幅回路の詳細な動作を解析することができる。トランジスタを用いた各種増幅回路の詳細な動作を説明することができる。トランジスタを用いた各種増幅回路の詳細な動作を説明することができない。
評価項目3オペアンプを用いた加減算回路や微積分回路等の応用回路を設計することができる。オペアンプの動作原理と特徴について説明でき、簡単な演算回路を設計することができる。オペアンプの動作原理と特徴について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電子回路設計に必要となる基本的なディジタル回路・アナログ回路についての動作原理を学び、回路設計の基礎的技術を理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
ディジタル回路の代表的素子あるフリップフロップを用いたカウンタ回路等の順序論理回路の設計方法について講義する。また、アナログ回路の代表的素子であるオペアンプを用いた各種回路の動作について講義する。
注意点:
本講義では、理解の助けとなるよう演習等を実施しますので、各自積極的に取り組んでください。また、本講義では、回路技術基礎(3年)、回路技術(4年)の知識習得を前提としていますので、履修前に必ず復讐しておいてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ディジタル回路の設計 1-(1) フリップフロップを用いたカウンタ回路等の設計手順を説明することができる。
2週 1.ディジタル回路の設計 1-(1) フリップフロップを用いたカウンタ回路等の設計手順を説明することができる。
3週 1.ディジタル回路の設計 1-(2) 状態遷移図やカルノー図を用いて順序論理回路を設計することができる。
4週 1.ディジタル回路の設計 1-(2) 状態遷移図やカルノー図を用いて順序論理回路を設計することができる。
5週 2.トランジスタ増幅回路 2-(1) 負帰還幅回路について説明することができる。
6週 2.トランジスタ増幅回路 2-(1) 負帰還幅回路について説明することができる。
7週 2.トランジスタ増幅回路 2-(2) 差動還増幅回路について説明することができる。
8週 2.トランジスタ増幅回路 2-(2) 差動還増幅回路について説明することができる。
2ndQ
9週 2.トランジスタ増幅回路 2-(3) 演算増幅器について説明することができる。
10週 中間試験(1時間)
3.オペアンプ
3-(1) オペアンプの動作について説明することができる。
11週 3.オペアンプ 3-(1) オペアンプの動作について説明することができる。
12週 3.オペアンプ 3-(2) オペアンプを用いた演算回路について説明することができる。
13週 3.オペアンプ 3-(2) オペアンプを用いた演算回路について説明することができる。
14週 3.オペアンプ 3-(3) オペアンプを用いた簡単な回路を設計することができる。
15週 期末試験
答案返却
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000