生産工学2

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生産工学2
科目番号 0046 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員が作成した講義資料/なし
担当教員 宇野 浩,鶴羽 正幸

到達目標

1.企業の経営理念、社会とのかかわりを理解し、説明できる。
2.企業活動の基本である、安全、防災、事業継続、企業倫理を理解し、説明できる。
3.企業システムや国際化を理解し、その事業化とその発展戦略を理解し、説明できる。
4.企業の実際を体験し、将来の企業技術者としての役割を理解し、実践することができる。
5.考えをまとめて発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1企業の経営理念、社会とのかかわりを理解し、事例を挙げて説明できる。企業の経営理念、社会とのかかわりを説明できる。企業の経営理念、社会とのかかわりを十分に説明できない。
到達目標2企業活動の基本である、安全、防災、事業継続、企業倫理を事例を挙げて説明できる。企業活動の基本である、安全、防災、事業継続、企業倫理を説明できる。企業活動の基本である、安全、防災、事業継続、企業倫理を十分に説明できない。
到達目標3企業システムや国際化を理解し、その事業化とその発展戦略を事例を含めて説明できる。企業システムや国際化を理解し、その事業化とその発展戦略を説明できる。企業システムや国際化を理解し、その事業化とその発展戦略を十分に説明できない。
到達目標4企業の実際を体験し、将来の企業技術者としての役割を体系的にまとめて説明できる。企業の実際を体験し、将来の企業技術者としての役割を説明できる。企業の実際を体験し、将来の企業技術者としての役割を十分に説明することができない。
到達目標5企業技術者としての考えをまとめて模範的にプレゼンテーションできる。企業技術者としての考えをまとめてプレゼンテーションすることができる。企業技術者としての考えをまとめてプレゼンテーションすることが十分にできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ものづくり力の強化をめざし、企業の基本理念や経営理念、また企業活動の基本となる、安全・防災・事業継続について学ぶとともに、現在注目されている企業倫理や商品の安全性についても学習する。ベンチャー起業や国際化についても取り扱い、企業見学を通じ、企業活動の実態を実感する。学習の総括として、テーマを定めてグループ討議を行い、発表させることにより、プレゼン力の養成にも繋げる。
授業の進め方・方法:
生産に関する企業活動をテ-マにテキストを配布し、解説・学習する。 別にテキスト未記載の事例も解説・学習する。 その後、意見交換で考え方をまとめ、理解を深める。
毎回のレポ-ト提出と最終回のプレゼン発表で成績を評価。
注意点:
授業は講義形式で進め、さらに企業における事例について討議する。また、レポートを提出する。最終回はグループ討議の結果を発表する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 企業とは2 企業理念、事業計画について説明できる。
2週 安全管理 労働安全衛生、ハインリッヒの法則、職場の安全対策について説明できる。
3週 防災管理・BCP リスクマネジメント、事業継続マネジメントとBCPについて説明できる。
4週 商品の安全設計 顧客の安全確保のための商品の安全設計について説明できる。
5週 企業倫理・技術者倫理 企業倫理、技術者倫理、コンプライアンスについて説明できる。
6週 工場生産管理 受注、生産、工程、出荷管理について説明できる。
7週 設備管理 生産設備保全、設備改善について説明できる。
8週 ベンチャー起業2 ベンチャー起業の基本とその手法について説明できる。
4thQ
9週 企業の国際化 企業の国際化、海外情勢、海外経験者の事例について説明できる。
10週 最近の企業状況2(事例紹介) 企業を取り巻く社会動向と対応について説明できる。
11週 工場見学 地元企業3社を見学し、企業の実態、本校出身者との懇談を通し、机上の実態について説明することができる。
12週 工場見学 地元企業3社を見学し、企業の実態、本校出身者との懇談を通し、机上の実態について説明することができる。
13週 工場見学 地元企業3社を見学し、企業の実態、本校出身者との懇談を通し、机上の実態について説明することができる。
14週 プレゼンテーション テーマを決めてグループ討議し、プレゼンテーションを行うことにより、グループの考えをまとめて発表することができる。
15週 プレゼンテーション テーマを決めてグループ討議し、プレゼンテーションを行うことにより、グループの考えをまとめて発表することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表その他合計
総合評価割合0080200100
基礎的能力003010040
専門的能力00305035
分野横断的能力00205025